キミがくれたキセキ|MINのウラナミVol.299

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MIN/社畜暦23年/サーフ事業局所属/小笠原父島出身(実は湘南茅ヶ崎うまれ)/波乗り歴は30年以上/サーフィンと海以外の趣味は、仮想通貨、ガジェット、アクアリウムで、社内ではいわゆるオタ寄りな存在(?)
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uranami_299

こんにちは、MINです。ひょんなことをきっかけにキセキのような出来事につながることって、本当にあるのですね。皆さんもそういう経験はありますか? あるあるな話しではありますが、最近、そんなキセキを経験したので、しかも現代テクノロジーが無ければ叶わなかったキセキにとても感動したので、そのお話をさせてください。

 

フリマアプリでの出会い

以前、フリマアプリのことを書いたことがありますが、某フリマアプリにて1年半ほど前に、個人的な趣味で集めていたキーホルダーを四国在住のとある女性から200円(送料込み)で買いました。

届いた荷物は、なぜかゆうパックで、僕は送料込みで200円の商品を買ったのに、その女性は970円の送料を払われていることになります。しかも、購入してもいないお菓子も添えてくれていました。何かの間違えなのかと思い、申し訳なさとお礼も兼ねて取引完了後に連絡をしました。

そこでのやり取りをきっかけに、趣味が共通ということで、お互いのTwitterアカウント(趣味垢)をフォローし合うことになり、一連のひょんな出来事から長い友好関係となる出会いとなりました。

あ、ここだけ読むと、僕がWEB上でナンパしたお話のように捉えられそうですが、いたって健全なお話しですので誤解しないで下さいねwww

 

オンライン上での交際

話を戻します。ある日、やはり同じ趣味の持ち主で、飛び抜けて面白い、とある男性のTwitterアカウントを僕はその女性に紹介しました。彼はTwitter上では何万人もフォロワーがいるちょっとした有名人。それをきっかけに、その男性と彼女はTwitter上やオンラインゲーム上でとても仲良くなり、LINE上でさらに交流を深められ、まだ直接出会ってもいない20代の2人でしたが、男女のお付き合いを始めることになったのです。

僕の様な古い人間にはこの時点で驚きですが、若い男女ならそんなこともあるのかなと温かく見守っていました。が、驚くことはまだまだ続きました。

 

これが現代の遠距離恋愛?

オンライン上で付き合うようになった2人は、お互い遠隔地となるため、逢うことはそうそう叶いません。そのため、仕事から帰ると毎晩、LINEのビデオ通話で翌朝までつなぎっぱなしで過ごすという、僕の20代ではありえなかった方法で交際を続けたのです。

ビデオ通話中ずっと会話し続けるわけではなく、各々自由に過ごし、雑誌を読んでる姿、ゲームしている姿、友だちと電話している姿など、カメラとインターネットを通じて部屋の様子を共有し続けることで、2人の部屋は擬似的につながった空間となり、話したい時に話しかけるのだそうです。

このことは、彼女から聞いて本当に驚かされました。常に見られていることが嫌ではないか尋ねたところ、見られている感覚ではなく、一緒にいるつもりなので何も嫌なことはないとのことでした。

 

キミがくれたキセキ

そんな交際を数ヶ月続けたのち、2人はついに逢うことが叶い、ますます関係を深めました。たった2度の直接交際を経たのち、めでたく結婚。しばらくして彼女は妊娠し、つい先日、元気な女の子の赤ちゃんが無事に誕生しました。馴れ初めから2人の話をずっと聞いていただけに、結婚も出産も本当に嬉しいできごとでした。

そんな2人とは今年の3月末に、イベントで上京してきた時に初めてリアルの場で逢うことができました。

  • 彼女「あ!MINくん、初めまして〜!って、今さらそんな感じじゃないよねw」
  • 僕「ほんと、まったく初めてな気がしないw」
  • 彼「なんか、いろいろありがとうございました」
  • 僕「いつもTwitterで楽しませてもらってますので、こちらこそですw」
  • 彼女「あんなひょんなことが、私たちの結婚につながるとはねw」
  • 僕「だよね。まさか200円のキーフォルダーの購入が2人の結婚に発展するとはwww」
  • 彼女「MINくんはキューピッドだよ〜。まさに『キミがくれたKISEKI』だねwww」

他愛のない話をしつつ、2人の仲の良さに僕までほっこりしました。

 

何気なく使っているフリマアプリやTwitterにLINEですが、僕の若い頃ではありえなかった出会いや人との関わり方を生み出していて、今回のことで改めてテクノロジーの進歩に感動しました。一部では悪用による悲しい話もありますが、一般的にはきっと、こういう良いことがたくさんあるのでしょうね。

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