白馬村・小谷村イチ押しのお蕎麦屋さん「蕎麦酒房 膳 (そば膳)」
日照時間が伸びて、日差しも日増しに強まり、いよいよ春本番となってきました。
皆さま、元気にお過ごしでしょうか?
サーフィンはもとより、スノーボードやスキーなどのウィンタースポーツを楽しまれている“二刀流”サーファーが増えていることを最近感じることが多くなりました。サーファーは楽しいことに純粋であり、同じ大自然をフィールドとして楽しむ姿がきっと素直に受け入れられているのだと思います。
今年1月の24日間にわたるスノボー白馬合宿に続いて、2月も白馬に9日間合宿し、3月初めには八甲田山へバックカントリー(以下BC)6日間、そのあとも白馬でBCを含めて4日間楽しみ、3月下旬に4度目の白馬合宿5日間に行く予定です。
4月はスンバワ島レイキーピーク近くに建設予定の『SUNBAWA NAMIDEN HOUSE』の打合せのために現地に行かねばならないので、雪山ではザラメシーズンが楽しめますが、3月下旬の白馬最終合宿で今年のスノボーを終える予定です。昨シーズンは49日間雪山に入りましたが、今シーズンは若干上回りそうです。
今シーズンここまで大きなケガもなくスノボーを楽しんできましたが、先日予想外のアクシデントに見舞われました。
白馬五竜ゲレンデの壁にバックサイドで当て込もうとしたときに、私の背後から滑って壁の上部から飛んできた若いボーダーと激突してしまいました。その衝撃は大きく、衝突直後はケガをしたかと思いましたが、お互い打撲程度でケガがなかったのは幸いでした。
ゲレンデが混雑してきたので、これで最後の1本と決めたときにそのアクシデントは起こりました。バックサイドだったので私の視界からはまったく背後の相手は見えず、また相手の若手ボーダーも私がそこまで斜面を駆け上がって当て込むなど想像もしなかったのだと思います。事故は未然に予測できないからこそ起きますが、典型的な事故例ですね。(涙)
サーフィンもそうですが、最後の1本でケガやトラブルになることが多いので、今後はさらに慎重にラストを終えねばと改めて強く感じました。皆さまにおかれましても、これからが本格的なサーフィンシーズンに入るので、ラスト1本でケガなどしないよう十分に注意されてください。
それではVol.3でお知らせした白馬村・小谷村のお蕎麦屋さんについて、☆加藤の独断的な採点にはなりますが、その味などについての評価結果をご報告したいと思います。
味というのは個人の好みが分かれるので、あくまでも参考程度にされてください。
日帰り温泉施設の評価については、3月下旬の白馬最終合宿での日帰り温泉施設利用を加えた上で4月にご報告したいと思います。
白馬にあるお蕎麦屋さんは、そのほとんどが地元白馬産の蕎麦(実)を使っていて、その日の朝に蕎麦を手打ちしています。
白馬産の蕎麦(実)は、香り、風味、のどごし、どれもバランスが良いと私は感じています。
白馬村の観光協会が紹介しているお蕎麦屋さん10軒に加えて、たまたま見つけた白馬内のお蕎麦屋さん2軒と小谷村にあるお蕎麦屋さん2軒を加えた14軒でお蕎麦を食べ比べしてきました。
概ね「もり蕎麦の大盛り」をオーダーし、二八(にはち)蕎麦と十割蕎麦があるお店ではその両方(並盛)を食べ比べしてきました。味、香り、冷え、のどごし(コシ)、つゆ、量、そば湯、応対の8つの各ジャンルを10点満点で評価して、その合計点数によって順位を出してみました。
あくまでも個人的な評価なので皆さまやそば通の方とは異なるかもしれませんが、白馬でお蕎麦を食べるならば次の上位評価5店舗を薦めさせていただきます。
No.1 蕎麦酒房 膳(ぜん) 総合得点75点
もりそば980円、十割そば1100円
「そば膳」と地元で呼ばれる人気店です。よって昼も夜も常に混んでいます。
人気の十割蕎麦は毎日用意できる数が少ないので、午前11時開店後30分くらいで売り切れることも少なくないようです。
ここは夜の料理メニューも充実しているのが特徴でどれもおいしいです。なすの鉄火みそ、信州黄金シャモのから揚げは美味です。
また女将さんが女優の「真矢みき」さんの若いころに似ていて、気遣いが素晴らしく、いつも温かく迎え入れてくれるので、私の採点は少し甘くなっているかもしれません。笑笑
早い時間にお店に行くようにして、ぜひ十割蕎麦を堪能してください。
No.2 そば工房 林檎舎(りんごや) 69点
ざる蕎麦880円(追加600円)、くるみだれ蕎麦980円、そば三昧1620円
お蕎麦の風味とのどごしが素晴らしく、くるみだれ蕎麦で有名なお店ですがほかのメニューも美味しいです。
民宿も経営されているので泊まると夕食にそば懐石が食べられます。こちらも人気店なので早く入店することが基本です。
また定休日が不定休なので行く前にネットや電話で確認してから行くようにしてください。私は二回も食らっちゃいました。(涙)
それでも行くことが楽しみな、とても美味しいお蕎麦屋さんです。雪山カメラマンの巨匠“菅沼 浩”氏、イチ押しのお蕎麦屋さんです。
NO.3 蕎麦処 力(りき) 68点
もりそば880円に加えて、200g増200円、300g増600円、400g増1000円、500g増1400円
https://www.sobadokororiki.com/
そば膳の隣にあり、地元ではこちらを推す人もいるほどです。
十割蕎麦はありませんがのどごしの良いお蕎麦が特徴です。蕎麦の量を100g単位で500gまで増やせるので、がっつりお蕎麦を食べたい人でも満足するはずです。
そば膳同様に午前11時の開店後、早めに入店しないと満席になることが多いです。そば膳が定休日(水曜日と隔週で火・水曜日連休)の日は特に混みます。
No.4 手打ち蕎麦 和み亭(なごみてい) 68点
ざる蕎麦(普通盛)900円、信州黄金軍鶏のつけざるそば1950円
味、冷え、のどごし、量に最高評価に近い9点を付けました。
信州黄金軍鶏のつけざるそばに加えて、同炙り卵とじ丼もお薦めです。県が開発した信州黄金軍鶏(シャモ)は、ストレスの少ない平飼いに加えて乳酸菌を加えた飼料など、肉の美味しさをとことん追及しています。
また、蕎麦は小盛(150g)、普通盛(200g)、大盛(250g)、特盛(300g)から量を選ぶことができます。
No.5 だいほういん(小谷村) 67点
ざるそば(9割)1100円、十割そば1320円
https://tabelog.com/nagano/A2005/A200503/20001404/
こだわりの店主によるお蕎麦屋さんです。
天ぷらのエビの重さが、1尾が46g以下、50g以下、60g以下、61g以上と、重量別に注文することが可能ですが、エビの重量別の判断は「普通のお客さんでは見当がつかないと思いますよ」と突っ込みたくなります。笑笑
こだわりのお蕎麦も美味しいですが、ここはお刺身が充実している時!?があります。何でも新潟県内の道の駅に買い付けに行って直接仕入れてくるので地魚が豊富なようですが、毎日仕入れている訳ではないので日替わりメニューになります。
この店については人によって好き嫌いが分かれると思いますが、私はこのお店が気に入りました。次回は夜タクシーで店に行って刺身と地酒をいただき、シメに蕎麦を満喫してきたいと思います。
上記以外にもわずかな点数で外れたお蕎麦屋さんとして、一ぷく(いっぷく)、松庵、山人(やまと)さんのお蕎麦もとても美味しかったです。
なお、美味しくリーズナブルにお蕎麦をお腹一杯食べたい方には、並盛に加えて、薬味とつゆの追加がない、お蕎麦のみを並盛分追加できる「追加」というメニューがあるお店が数多くあります。関東にはないメニューなので、ぜひ白馬を含めた長野県に行かれた際にがっつりお蕎麦を堪能されたい方はご利用ください。
あと「力(りき)」さんで教えてもらったのですが、ワサビは蕎麦つゆに直接入れないのが基本だそうです。つゆに入れてしまうとワサビ本来の風味と辛さが半減してしまうからだそうです。
直接お蕎麦の上にワサビを載せて食べると、ワサビの辛さがとてもフレッシュです。ただし、ワサビを載せ過ぎるとお蕎麦の風味が分からなくなるので注意してください。
私はおおむね3回くらいはワサビを載せてお蕎麦を食べますが、おつゆはほんの少しだけしか付けず、ワサビと蕎麦の風味を楽しんでいます。基本的にはワサビを載せないでつゆも少ししか付けずにお蕎麦の風味を堪能するのが私流です。
お寿司やお刺身でもワサビを醤油には入れずに、ネタの上に載せたらとっても美味しくなりました。私同様に知らなかった方は、ぜひトライしてみてください。
この報告書をまとめていたら、今すぐにでも白馬に戻って美味しいお蕎麦を思う存分食べたくなりました。笑笑 次回、白馬温泉編につづく。