入野松原のFun Wave!!!
高知県黒潮町には大方浮鞭(おおかたうきぶち)と入野松原(いりのまつばら)が、四万十市には双海(ふたみ)と平野(ひらの)などの広いビーチブレイクのサーフポイントがありますが、サンドバーが出来るのは限定的なために当然そこにはサーファーが集中します。
いまはそれほど混雑している印象は受けませんでしたが、今後はルール&マナーの啓蒙と徹底、その告知(サイン)などがより求められると思いました。
話は変わりますが、『高知には秋がない』と言われています。南国土佐と言われるくらいに12月までは温暖な気候が続くためにそう言われてきた模様ですが、今回キャンプで過ごした我々としては、高知の夜の冷え込みは初冬のようにしんどかったです。
冗談抜きでダウンジャケットを持参すれば良かったと後悔したほどです。日中は強い日差しによって夏の気候となり、Tシャツ・短パンでOKなほど快適なのですが、夜間は初冬くらいに冷え込んできます。
ただし、その寒暖の差が美味しい野菜を育むそうなので、どこのレストランや定食屋さんでも野菜がとても美味しかった印象です。群馬県の嬬恋や長野県の野辺山などの高原野菜はその美味しさで有名ですが、高知県もきっとその気候に近いのだと思いました。
さらに美味しい食べ物として外せないのが“カツオ”を始めとした魚介類でしょう。
今は戻りガツオが旬ですが、市内には朝イチに獲れた新鮮な戻りガツオを食べさせてくれるお店が多く、とっても美味しかったです!!!
また、折角四万十まで来たのだからと奮発して天然うなぎの蒲焼きを食べました。
もちろん美味しかったですが、同行した大阪の友人サーファー曰く、うなぎ料理は蒸すひと手間が入る関東式の方が美味しいと言っていました。
できれば次回は、関東式で四万十の天然ウナギを食べてみたいものです。
コロナ感染が収束しつつある中で、政府による国土強靭化計画のもと高知県では高知道が延伸しつつあり、これからさらに人気のスポットになると思われます。
先の大阪の友人は、高知県で高校卒の生徒を鉄工所の工員としてリクルートする仕事を担当しているため、定期的に現地の高校を訪問するのですが、子育てがしやすそうに感じる高知県でも少子化が進んでいて、昨年は3クラスだった高校3年生のクラス数が、今年は一気に1クラスに減ってしまい、予定していた数の生徒を確保できないと嘆いていました。
地球温暖化も重要ですが、少子化対策も何とかしないと日本は世界中の国々から取り残されるかも知れません。
一方、コロナウィルスの感染拡大は悪い事ばかりではなく、テレワークが浸透したことによって、日本中どこにいても仕事ができる社会人を大量に増やしました。
サーフィンを愛して自然が好きな方は、新鮮かつ美味しい食材が安価に調達できて、マイホームも都会に比べればかなりリーズナブルに建てられる、とても魅力的な高知県への移住を前向きに検討されてみるのはいかがでしょうか?
高知県にとっても、大企業などに勤めるサーファーが移り住むことで、平均以上の住民税が県に納税されて地域振興と少子化対策を一気に解決できる可能性を秘めています。
サーファーによる地域貢献になれば、とても素敵なことだと思います。(了)