☆加藤のウラナミ『エアバッグとインパクトスーツの進化についてVol.1』

☆加藤

☆加藤
会社の創業者兼代表です。 波乗りと海と雪山が大好きなサーファーです。 地球温暖化による悪影響は、アウトドアをフィールドにするサーファーや釣り人、またバックカントリーを楽しむパウダー愛好家にとっても、ここ10年は加速度的に環境が悪化していると思います。 我々は高精細な気象情報・海象情報を提供し、海を安全安心に過ごして頂けるサポート役でしたが、今後はもっと大きなテーマを考えねばならないと強く感じています。 微力ながら、年々悪化している豪雨、暴風、高波浪、洪水、高潮などに対して、事前に予報して災害による被害や事故を少しでも減らせるよう精進して参りたいと思います。 一方、初動負荷トレーニング®の指導提携施設を湘南辻堂と横浜東戸塚で運営していますが、気象と健康とで関わり方は異なるものの、地域住民の幸せづくりに貢献する仕事に変わりはありません。しかも日々会員さまのスマイルを直接見れることで、我々の方が逆に元気を頂ける素敵なお仕事に感謝しかありません。前期高齢者の自分が今もアクティブに活動できるのは初動負荷トレーニング®の賜物です。 個人的には、サーフトリップや雪山のコラムが多くなりますが、素晴らしい自然環境の恵みを享受する喜びを少しでも皆さまにお伝えできればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

EPSON MFP image

エマージェンシー(緊急事態)対応のエアバックが、昨今色々なシーンで実用化され、ケガの軽減に効果を発揮してきているようです。
すでに乗用車には標準装備されて久しいエアバックですが、タカタ製のエアバックによるアメリカでの金属片の飛散事故が話題になりました。その一方で、雪山の雪崩事故からスキーヤーやスノーボーダーを守るために開発されたエアバックでは、すでに数多くの人が雪崩事故から奇跡の生還を果たしています。

(動画)雪崩に巻き込まれながらもエアバックで命拾いしたボーダー

そのエアバックの気になる価格は8~20万円くらいと決して安くはありませんが、人命を考えれば決して高いとは言えませんね。
以前雑誌で読んだ記憶がありますが、サーフィンの神さまジェリー・ロペス氏も、『サーフィンに出掛けたら必ず帰ってくること』を強調していました。自分の命は自分で守ることは、大自然を相手に楽しむアウトドアスポーツ愛好家すべてに言えることだと思います。

エアバックは、車に限らず、船やPWC(マリンジェットなど)などの自動膨張式のライフジャケットや、交通機動隊の白バイを含むオートバイ用、自転車のロードレーサーやマウンテンバイクなどのライダー用として、一気に実用化が進んできました。

辻堂の湘南オフィス前の国道134号線でも、箱根や伊豆方面にツーリングに出掛けるオートバイのライダーの中に、少しずつですがエアバック付のジャケットやベストを着用するライダーを見かけるようになってきました。デザイン性も向上し、ベストタイプは暑くないため、今回のウラナミを機会に私も思い切って購入することにしました。

(バイク用のエアバックはとてもコンパクトです)

(バイク用のエアバックはとてもコンパクトです)

実は私が24歳の時に、バイクの交通事故で大けがをしています。すでに何回かウラナミでも紹介しましたが、当時オフロードバイクに凝っていて、辻堂の先輩宅にサーフボードを預けて、バイクでサーフィンするために先輩宅に通っていました。忘れもしない3月21日(お彼岸のお中日)の午後、サーフィンを終えて帰宅する途中の鵠沼のマクドナルド近くで、渋滞中の車の横をバイクですり抜けていたら、反対側の車線から車が突然飛び出してきました。雨が降っていたので急ブレーキを掛けると横転して車の下に潜ってしまい、足を複雑骨折しかねないと一瞬で考えて、そのまま側面衝突させて身体は車の向こう側に飛び込んで柔道の受け身を取ればケガはないと判断して実行しました。

以前に、スケボーで急な坂でこけた時に、前方回転(前の受け身)して擦り傷もなく立ち上がっていた経験がそうさせたのかもしれません。
しかし、スタントマンのように飛び出てきた車を飛び越えることはできたものの、激突した衝撃でヘルメットは前に落ち、視界が塞がれたために受け身を取るタイミングが分からなくなり、そのままアスファルトに叩きつけられました!!

また、激突した衝撃で、左手の手首と親指の付け根の二か所を骨折し、首はむち打ち症になりました。初めて救急車に乗りましたが、その時に車内で「お墓参りに行かなかったのできっと先祖が怒ったのだ」と猛省しました。(大粒の涙)
その大けがにより、1年間サーフィンすることが出来ず、また野球やバレーボールの技術も落ちて本当に悔しい思いをしたので、それからは春秋のお墓参りは欠かしたことはなく、また渋滞時の飛び出し、ウィンカーなしでの左折巻き込みや車線変更、一時停止や信号無視の車両などであっても、絶対に事故にならないためのテクニックと工夫を凝らしたために、以後バイクによる事故やけがはありません。

ちなみに、渋滞中の飛び出しにはブレーキに中指を掛けながら徐行し、急な左折や車線変更に対しては決して車の真横につかないこととし、さらには止まれや早朝の信号無視に対しては、しっかりと左右の確認をすることで思わぬ事故を未然に防止することができます。

つづく。

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