唐澤予報士のウラナミ『自己ベスト&ワースト?更新』

唐澤予報士

唐澤予報士
唐澤予報士:1991年、沖縄でサーフィンを始める。(スノーボードも開始)  1993年、初めてフルマラソンを完走。1999年、気象予報士資格を取得し登録。現在に至り、一児(娘)の父です。

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昨年の12月2日に湘南国際マラソンを完走してきました。今回で9回連続出場。その他の大会も含めるとフルマラソンは約15回出場しています。

今回の湘南国際マラソンに向けて練習を始めたのは10月中旬から。猛暑と波が続いたこともあり、9月の初旬までは走ることはなくサーフィンばかり。(当然ですが、仕事と家事・家庭サービスも行っています)  やっと本格的に走り始めたのは、一足先に秋が深まって涼しくなっていた北海道の実家への帰省がきっかけでした。今回の総練習走行距離は約260kmと少ないのですが、足場の悪い砂浜でのランニングや坂道を使ってのインターバル走(上り坂は全力走行、下り坂は軽いジョギングを繰り返し行う)など、下半身の筋力と心肺機能に負担をかける練習をしたために、短時間でも効果のでる中身の濃い練習ができました。
 
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その結果、おしくもサブ3.5(フルマラソンで3時間半を切ること)はギリギリ達成できなかったものの、3時間33分26秒と自己ベスト記録を更新!! 初めてのフルマラソンは22歳で、23歳にサブ4(フルマラソンで4時間を切ること)を達成し、そこから20年以上のちとなる45歳に自己ベストを更新しているのですが、さらに15分程度タイムを短縮することができました。まだ自分に「伸びしろ」があるかどうかはわからないものの、次回にはしっかりとサブ3.5を達成し、いつかは夢のサブ3(フルマラソンで3時間を切ること)という新たな目標ができました。

さて、この湘南国際マラソンの数日後に健康診断を受けてきたのですが、数値にも練習の効果がしっかりと表れていました。昨年と比べると体重が1㎏近く増えていたのですが、体脂肪率は下がっていました。見事に脂肪は減らしつつ筋肉を増やすことができていたのです。ただし、そのほかでびっくりするような数値が!! 一通りの健診を受けて、最後にお医者さんとの問診があったのですが、机の上に一枚の紙が準備されていました。紙の内容は肝臓についてで、判定結果が「肝機能障害・要精密検査」となっていたのでした。基準値が30までのGOT・GPTの値がそれぞれ「53」・「60」となっており、今までに見たことのない一番悪い数値でした。このGOT・GPTの値だと脂肪肝の疑いがあるのですが、γ-GTPの値は正常で、脂質代謝検査もほぼ問題なし。なぜか、GOT・GPTだけが異常に悪いのです。

お医者さんからは、γ-GTPが正常なのでおそらく問題はないと思うが、とりあえず再検査を進められました。肝臓をそこまで悪くするような行為はしていなかったので、自分でもこの結果には疑問符。心配になってネットで調べたら一発で疑問は解決!! それはマラソンのせい!! GOT・GPTは臓器や組織が損傷すると血液に流れ込みます。お酒を飲みすぎるとGOT・GPTが高くなるのは、アルコールなどによって肝臓が損傷してしまうためです。GOT・GPTは肝臓だけではなくて、心筋や骨格筋も含まれており、筋肉が損傷しても血液に流れ込みます。薄らいではいたものの、この検診を受けた日はまだ下半身を中心に全身に筋肉痛が残った状態。フルマラソンによって体中の筋肉が損傷しているのはあきらかでした。ネット上には「マラソン直後に健康診断を受けたら肝機能の数値が異常に悪かった」というブログ等が多数あり、自分もおそらくこのケースに合致しているのでしょう。しばらくはあまり体に負荷をかけない適度な運動だけにして、近々献血に行って血液検査をして確認をしようと思っています。

当然ですがお酒の飲み過ぎには気を付けなければいけませんが、皆様も健康診断の前には過度の運動(サーフィンのし過ぎ)にはご注意ください!!
 
 

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