唐澤予報士のウラナミ『初滑り』

唐澤予報士

唐澤予報士
唐澤予報士:1991年、沖縄でサーフィンを始める。(スノーボードも開始)  1993年、初めてフルマラソンを完走。1999年、気象予報士資格を取得し登録。現在に至り、一児(娘)の父です。

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先日、初滑りを行いました。滑るといってもサーフィンでもなく、お笑いでもなく、雪山です。5歳の娘と今シーズン初のスノーボードに行ってきました。行ったのはリゾートや上質のパウダーがあるようなスキー場ではありません。大きな公園の一部を冬季に100m程度のコースとしているような、リフトが一基しかない子供向けの所です。そこで、5歳の娘と一緒に初乗りを行ったのでした。

大人が直滑降で滑ると1分もかからないようなスキー場で、斜面の角度は10度程度。リフトに乗るよりも歩いて登った方が早いような所です。ジャンプ台(キッカー)など(いわゆるパーク)があるわけではなく、正直なところ滑れる大人にとっては面白くも何ともないよう所です。
しかし、そんな所ですが、人は一杯います。そのほとんどは、子供とその親です。子供の練習には最適なスキー場なので、大人だけできているような人はいなく、ほぼ全員が練習の子供と付き添いの親といった状況です。娘が初めてスノーボードをしたのは2~3歳のころでしたが、過去にスキー場で滑ったのは各シーズンで2・3回程度。歴は3シーズン以上となるのですが、合計で滑ったのは二けたに届くかどうか。しかも、一人で滑ったことがあるわけではありません。娘の乗るスノーボードには紐をかける所があり、大人が紐を引っ張ることにより、平らな所や、なだらかな斜面を滑っているだけです。今回は、自分が歩きながら後ろから紐を引っ張って速度調節し、娘が転ばないようになだらかな斜面を下にいくだけでした。なので、厳密には一緒に滑っているわけではないです。

そして、残念ながら、娘はまだ斜面には慣れないためか少し怖かったようで、3本滑った時点で諦めてしまったのでした。せっかく4時間券を購入したのですが、1時間少しで終了。大人の自分にとっては面白くはないような所なので、自分も4本ほど滑った所で終了。二人分の4時間券は値段分を回収できずに今シーズンの初滑りは終了したのでした……。そして、そんな娘は、スノーボードよりも、その後に行ったソリ滑りの方が楽しかった模様。ソリ滑りだけなら只だったのに……。でも、サーフィンもそうなのですが、子供に無理強いをさせると、最終的には嫌いになってしまうかもしれませんよね。あせらずに、ゆっくりと一緒に楽しくゲレンデを滑れる日を待ってみようと思います。

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