とっても私事ですが、最近立て続けに3つの時計が壊れました。
時間に縛られそうな気がして、時計はしない主義だったので、時計へのこだわりはなく、いつも安物を使用していたのがいけなかったのかもしれません。

まず1つ目は、写真にある掛け時計です。お値段以上の品物が安く手に入る某お店のなかでも、もっとも安いこの時計は、勿論お値段以上の働きはしてくれましたが、およそ2年弱で針を止めました。
しかも、止まった時間が1時41分！
私の名字は石井といいます。
勿論車のナンバーも全国の石井さん同様に、141です。
止まった時間が1時41分！
感慨深く、若干不吉な予感さえしました。
しかし、その後は妻との喧嘩は増えた気もしますが、大事には至らず大きな不幸はありませんでした。

2つ目は、仕事の合間に海に入ることが多く、その場合は時間に限りがあるので、止む無くしていた腕時計が壊れました。
こちらも、某リサイクル店での最安値商品です。
時計自体はまだ動いているものの、ベルトに致命的な故障が生じて、わずか2ヶ月弱で我が家でもっとも小さい置き時計となっています。

3つ目は、サーフィンを始めた当時にかっこつけて買った某shockに強いメーカーの小振りな腕時計です。実はこの時計は出番は少ないながら、10年以上も熱心に勤めてくれて、そろそろ引退の時期が近づいてきたので、2つ目の時計を購入したのですが、後輩が先に引退したため、なかなか楽をさせてもらえない苦労人のようです。
彼は長年の疲労が溜まり、疲れやすくなってきたのが、引退の理由でした。
ソーラー電池なのですが、常に光をあてていないと、すぐにチャージを要求してきます。
そのため、最近では海に入る時には時計の画面には、chargeが点灯しているだけの状態で、時間はわからず、サーフィンしている間に気がつくと時間が表示されているという流れになっていました。
その日もいつもの流れで、いつまでもchargeしている少しのんびり屋さんの彼を連れて、一足先にサーフィンを楽しんでいました。
やはり、遅れて時を刻み始めた彼に気付いた私は少し安心して、まだ十分サーフィンする時間があるのは知っていましたが、とりあえず今の時刻を確認してみました。
「1月1日 午前2時09分」
今は10月だし、海に入ったのが7時過ぎだから……
ォオ〜マイ ガァッー！

その後も、彼は昔の時を取り戻すことはなく、今でも新たな時を刻み続けていることでしょう。

かなり前置きが長くなりましまが、そんなこんなで、新しい時計を購入する事にしました。
今度は、安物ではなくお買い得品狙いで某アウトレットにて。
タイドグラフ付きのその名の通りshockに強くややゴツい某時計です！
さすがに新品の時計を買うのはかなり久しぶりだったので、なんだか嬉しくて海に入るわけでもないのに、帰りに付けてみました。
「悪くな〜い！」
むしろ何だか少しだけオシャレになった気すらしちゃいました。

今回の件で、逆に主義に縛られていたのではないかと思い、想い返してみれば、自分には他にも色々な主義癖があることに気が付きました。他にも様々な主義に縛られているので、もっと自由に色んな事を取り入れていったほうが、人生楽しいんじゃないかなと思います！
ただ、既に「主義は作らない主義」と明言ぶっている私の主義癖は当分治りそうにありません。