上條将美のウラナミ『職人の技の粋を極める』

上條将美

上條将美
小学生4年から全日本選手権で連続入賞し、ジュニアで優勝、世界選手権に日本代表で2度出場後、19歳でプロになり、20年間にわたってシードをキープし、2012年に引退。最高ランキング5位。2011年サーフレジェンド入社。 主に湘南エリアの波チェックを担当して約14年になります。元プロサーファー目線によるこだわりの波情報をお届けできるよう日々努めています。現場で見かけた際はお気軽に声をおかけください。タイミングによってはステッカーもお渡しできます!!

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こんにちは、上條将美です。
梅雨に入ったと思いきや急に夏のように暑い日が多くなり、まだ暑さに体が慣れてなく負荷はかかりますが、サーフィンするには最高の季節になりましたね。

さて、皆さんはつい先日に行われたWSL CT EVENT 08 「Lexus Trestles Pro」をご覧になりましたか。波のサイズは大きからず小さからずの一般サーファーにも身近なサイズのスーパーファンウェーブで行われました。

一言でいって、めちゃめちゃ面白かったです!今、現在の最高レベルのサーフィンをこれでもかというくらい見ることができました。
波は極上なのに、8点以上のエクセレントスコアを出すのが難しそうでした。ソリッドな3発のターンでも5〜6点台で、エクセレントはもの凄いマニューバーやエアー、もしくは10発近いアクションなど、フリーサーフィンに近くてかなりハードルが高かった分、見ている方にしてみればとにかく面白かったです!

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内容としては、ランキング2位だったイタロ・フェレイラが16.20のハイスコアを出しながらルーキーに敗退する。クォーターファイナルでは、カノア・イガラシ、コナー・オレアリーの日本人対決などなど。目が離せないヒートが続出です。

特に、カノア・イガラシ。自分が見る限り大会を通して一番のサーフィンとはいかないまでも、絶対に負けないサーフィンのテクニックと試合運び。

そして、今回はクォーターファイナルで負けてしまったものの、現在、ウィメンズでランキングのトップを走るガブリエラ・ブライアンのゴリっゴリのパワーターンをぜひ見てもらいたいです。

ちなみに、今大会ウィメンズで優勝した、ベティルー・サクラ・ジョンションは、小川啓プロが以前に会って、人としてとても素晴らしいと言っていました。
サーフィンのスキルアップやモチベーションアップに最適ですので、ぜひ、ご覧ください。

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