上田純子のちょっと聞いてみました！ Vol23 大村奈央プロ

上田純子

上田純子
上田純子：JPSAショート・ロングのプロであるじゅんじゅんこと、上田純子。★主な戦歴：2000年全日本サーフィン選手権大会4位、2000年東日本サーフィン選手権大会準優勝、2003年全日本サーフィン選手権大会優勝、2005年6月バリ、ウルワツでプロ転向｡

上田純子のちょっと聞いてみました！

現役プロ選手として試合に出場する一方、連盟理事、コーチ、解説、国内外遠征引率、3Riding Oceanなど様々な活動を行なっている大村奈央プロにちょっと聞いてみました！

遠征ばかりの生活を10年以上続けてますが、今は自分の試合に加えて合宿やコーチングを実施したり、ジュニアの日本代表コーチ、連盟理事など活動できる場をたくさんもらっていて上半期は湘南でゆっくりできる時間が少なかったです。

自分のベストなサーフィンをできるだけ出せるように準備しています。
また、自分の試合に加えて同時に引率やコーチングもしているので、引率している選手たちにも選手生活を楽しんでもらえるように心がけてます。

サーフィンも試合も好きです。好きだから、楽しいからしかないですね。

国内外のQS、ジュニア&マスターズの代表コーチを中心に活動していますが、S.Leagueも出れたら出たいと思っています。とにかく色んな試合や、いろんな選手とつながってどこかの海でサーフィンしているはずです！

13歳の時に初めて日本代表として出たワールドジュニア。
大会に出始めたばかりで、サーフィン自体のことがよく分からないまま世界に飛び出しましたが、その時の忘れられない空気感や将来へのワクワク感が今の私につながってると思います。

波を見極めることが大事だと思ってます。

色んな波で楽しめるようになることが強さにつながっていきます。どんな波でも乗ってみてサーフィンを追求してください！

レディースサーファーだけではなく、プロにもアマにも誰にでも言えるのですが、海は楽しい反面想像を超える強さの自然の脅威もあります。
色んな波で楽しめるようになるためにも、自分を過信せずに、少しずつ自分の技量をあげて楽しめる範囲を広げていってください。

自分が世界大会に出始めてから19年ぐらい経ち、先輩、同年代、後輩も続々と引退していきました。
その中で世代交代が何回もありましたが、昨年はJPSAのランキングが2位で、今もずっと大好きなサーフィンを追求し、選手生活を楽しめていることがすごく幸せです。

自分の試合と同時進行で遠征の引率やコーチングもしているので、後輩たちにサーフィンも選手生活も楽しんでいられるように少しでも背中を見てなにか感じとってもらえるようになれば嬉しいです。

家族も友達もサーファーが周りに一切いない中で、多くの方々に色々なことを教えてもらいながら今も昔も成長できています。

楽しいだけで始めたサーフィンを、その変わらない姿が好きと言ってくださる方が多く、いつも応援していただいて感謝しています。
湘南鵠沼はもちろん、国内外の色々な場所でも、たくさんサーフィンしていると思うのでこれからもよろしくお願いします！　大村奈央

大村奈央 (現役プロ選手、連盟理事、ジュニア代表コーチ)

1992年11月27日生、神奈川県出身

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・2006年、13歳で当時最年少日本代表選手になり、以後2017年まで12年間連続日本代表入り。

・2010年、17歳で日本国内でプロ公認を得て、年間グランドチャンピオンと新人賞を同時獲得。

・高校卒業後から現在まで、10年以上サーフィン世界ツアーを転戦中。今までの訪問国は約25ヶ国。

・2013年、2014年、2017年の世界選手権で日本人初となる準決勝進出。世界5位。

・2020年28歳で最年少日本サーフィン連盟理事就任。初の女性理事、現役選手での理事となる。

・2021年、東京オリンピックでサーフィン競技の全選手管理最高責任者を務める。

・2022年より、JOC強化スタッフとしてジュニア強化指定選手のコーチを務める。

・2022年より、遠征先で環境問題に取り組む3 Riding Oceanというプロジェクトを始動

・2022年より、国内外最年長シード選手として他選手の引率を行う。

・2023年日本プロツアー第2戦準優勝、第3戦3位、第5戦3位。

・2023年日本プロツアー年間ランキング2位。

今後の奈央プロのさらなる活躍に期待して、応援し続けていきたいと思います！！

インタビュアー：上田純子