上田純子のウラナミ『雷がNO.1に恐怖だったチェック』

上田純子

上田純子
上田純子:JPSAショート・ロングのプロであるじゅんじゅんこと、上田純子。★主な戦歴:2000年全日本サーフィン選手権大会4位、2000年東日本サーフィン選手権大会準優勝、2003年全日本サーフィン選手権大会優勝、2005年6月バリ、ウルワツでプロ転向。

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波伝説に10年近く勤めていますが、7月18日の波チェックの際の天候の急変にはビックリしました。

午前のチェックで太陽の周りに虹のようなシルエットがあり、なんだか不思議に感じていたのです。

お昼過ぎに会社を出るころには晴れていて、夕方にもしかしたら雨が降るなーって軽い感じで思っていましたので、いつも通りにバイクでチェックへ。

ところが、辻堂~由比ガ浜に着くころに唐澤予報士から電話があり、これからすごい雨雲がやってくるから気をつけてと・・・・・・。

由比ガ浜へ到着するとちょうど雷警報が発令されて遊泳禁止になっていたところでした。

とりあえず、チェックを終えて次のポイントの七里ガ浜へ着いたころに様子がおかしくなってきたのです。

大粒の雨が降り出してきて空は真っ黒。
雷も頻繁に鳴り始めて・・・・・・。これはやばいかなっと恐怖を感じました。

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会社から再び連絡があり、すぐに帰ってきた方が良いということでしたが、もう時はすでに遅し(+_+)

大雨どころかヒョウが時より降ってきているうえに、雷がいまにも落ちてきそうな勢い。
空は光りっぱなしで、聞いたこともない大音量の雷の音でした。

そのうえ、鎌倉エリアは大渋滞していてなかなか前に進めないなか隠れる逃げ道がない。

あまりの恐怖でどうして良いかわからないまま、やっとこさ腰越(江の島)付近へ進み、このまま会社の辻堂(バイクで10分)までたどり着くことは絶対に無理!っと感じ、腰越(江の島)にあるコンビニへ飛び込みました。

冠水し始めていたようで、鍵が閉まっていましたが、とても親切な店員さんが扉を開けてくれて、落ち着くまでいさせて頂き、本当に助かりました。

30分くらいすると空が明るくなり、いったん天候が落ち着いたので、ダッシュで会社にやっとこさ戻ったのでした。

台風の時のチェックで風で飛ばされたこともあり、雷もよく遭遇しましたが、今回のチェックが10年近く勤めてきて、波チェックをやってきた中でNO.1に怖かったです。

ちなみに私はチェックの時、晴れ女か大嵐の女と言われています(笑)
週1~2回のチェックですが、大当たりすることが多いのです。(台風の時やスーパージャンクなど)
雨は何とかしのげても、雷はほーんとに恐怖です。もう、二度とあんな思いはしたくないと一生忘れられない経験となったのでした。

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