上田純子のウラナミ『青い悪魔!? カツオノエボシ恐るべし』

上田純子

上田純子
19歳のころからサーフィンを始め、大学4年生の時に学連で優勝。 その後、たくさんのアマチュアの試合に参戦。 2000年 全日本サーフィン選手権大会4位。 2000年 東日本サーフィン選手権大会準優勝。 2003年 全日本サーフィン選手権大会優勝。 2005年6月 バリ・ウルワツでショートボードのプロ公認を取得。 2010年5月 千葉・千倉でロングボードのプロ公認を取得。 2013年7月に第一子を出産。  波伝説に入社して18年目になります。

えぼし1

みなさん、こんにちは!元気に波乗りしていますか?
この夏の8月は、波が少なく物足りなさを感じた方も多かったのではないでしょうか。外海ですら、少し静かな印象でしたね。

さて、サーファーなら一度はクラゲに刺された経験があると思いますが、みなさんは カツオノエボシ に遭遇したことはありますか?
私は以前、足が軽く触れただけでもピリピリと電流が走るような痛みを感じたことがありました。もし巻きつかれたりしたら…想像するだけでゾッとします。
スクリーンショット 2025-09-15 132536

実は、8月後半の波チェック中に湘南のビーチで大量のカツオノエボシを発見!オンショア(南寄りの風)が続くと漂着しやすく、スタッフはオンショアが続いた日は海だけでなく、砂浜も注意しながらチェックしています。
潮の引く時には浜辺に打ち上げられ、満ちてくるとまた海へ戻っていく・・・・・・。

その日はざっと見ただけでも20匹以上…。仕事が終わって夕方にサーフィンをする予定でしたが、この光景を見てしまったらさすがに海に入る気が一気に失せてしまいました。
また、浜に打ち上げられて死んでいる個体でも毒針が残っています。触れるのはとても危険ですので、歩く時も気をつけてくださいね。

もし刺されてしまったら――
●患部を海水で洗い流す(真水はNG!毒が体内に入ってしまうことがあります)

●触手が残っていたら、ピンセットや布越しで取り除く(素手は厳禁!

●その後、42〜45℃の熱めのお湯に30分ほど浸す温熱療法が有効とされています。

応急処置の後は、医療機関を受診してくださいね。ちなみに弊社スタッフは「ムヒEX」を常備しています!

クラゲに刺されるのは本当に辛いですが、それでも「海に入りたい!」と思ってしまうのがサーファーの性。私もですが、やっぱりサーフィンが大好きなんだな〜と改めて感じました。

みなさんも、波を楽しみつつクラゲには十分気をつけてくださいね!

Keep Surfing Junko (⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

最近の記事

関連する記事