こんにちは、ナッカルビです。
今回は昆虫や『G』が苦手な人は読まないでください……
近年では昆虫の体に小さな集積回路などを搭載させたサイボーグ昆虫の研究が盛んに行われています。
先日、日本の理化学研究所(理研)などの研究チームが「Gのサイボーグ化」に成功したというニュースがネット界隈を賑わせていました。
再充電可能なサイボーグ昆虫 -昆虫の基本動作を損なわない超薄型有機太陽電池の実装-
なんと、生きた『G』に極薄の太陽電池や無線通信装置を装着し、人間が入れないような狭い空間・危険な空間に送り込むことで、災害時の人命救助に役立てようとしているみたいです。

使われるのはマダガスカルゴキブリという大型の『G』で、日本の嫌われ者とは違い、羽がないので飛べず、地上での動きも遅いです。体長は5〜7.5センチもあり、寿命は長くて5年も生きるらしいです。世界に生息する『G』のほとんどが害虫なのですが、マダガスカルゴキブリは害虫ではなく、主食は果実や草花です。なので、人家に住みつくことはないそうで、林床に生息しています。
ちなみに現地では昆虫食として、普通に食べられているそう…いや害虫じゃないとわかってはいるんだけど…さすがに『G』はちょっと…ねぇ。以下はマダガスカルゴキブリの調理例ですが、見た目がかなりエグい……
これから必ず来ると言われる食糧難の解決だけでなく、人命救助のイノベーションにおいても、昆虫には注目が集まっています。果たして、長年の人類の敵『G』に救われる未来が来るのだろうか……
では、次回もよろしくお願いします。