こんにちは！

前回、今年は前厄なので気をつけようと書いたばかりですが…早速、厄が降りかかりました。
私の住む神奈川県でも流行中のインフルエンザを発症してしまったのです…。

実は小学生の娘が先にインフルエンザを発症してて、別室で暮らしてもらってマスクもしましたが、
それでも娘から私への感染を防げませんでした…私と娘がかかったのはインフルエンザA型です。

やられっぱなしも悔しいので、今回はインフルエンザについて改めて「国立感染症研究所」のホームページで調べてみました。
 

《インフルエンザとは》

 
インフルエンザ（influenza）は、インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症であるが、「一般のかぜ症候群」とは分けて考えるべき「重くなりやすい疾患」である。
流行が周期的に現われてくるところから、16世紀のイタリアの占星家たちはこれを星や寒気の影響（influence）によるものと考え、これがインフルエンザの語源であると言われている。インフルエンザは、いまだ人類に残されている最大級の疫病である。
 
 

《インフルエンザの種類》

インフルエンザウイルス（図）にはA、B、Cの3型があり、流行的な広がりを見せるのはA型とB型である。
 

図.ウイルスの電子顕微鏡像

A型インフルエンザでは、数年から数十年ごとに世界的な大流行が見られるが、これは突然別の亜型のウイルスが出現して、従来の亜型ウイルスにとって代わることによって起こる。現在はA型であるH3N2亜型（香港型）とH1N1亜型（２００９年新型）、およびB型の3種のインフルエンザウイルスが世界中で流行している。
また、同一の亜型内でも、ウイルス遺伝子に起こる突然変異の蓄積によって、抗原性は少しずつ変化する。これを連続抗原変異（antigenic drift）という。インフルエンザウイルス では連続抗原変異が頻繁に起こるので、毎年のように流行を繰り返す。
 
 

《インフルエンザの症状》

 
A型またはB型インフルエンザウイルスの感染を受けてから1～3日間ほどの潜伏期間の後に、発熱（通常38℃以上の高熱）、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などが突然現われ、咳、鼻汁などの上気道炎症状がこれに続き、約1週間の経過で軽快するのが典型的なインフルエンザで、いわゆる「かぜ」に比べて全身症状が強い。

上記でハイライト（黄色）した箇所がインフルエンザ特有の症状として有名ですよね。
ただ、私は受診するまで一度も38℃以上の高熱はでなかったし、全身倦怠感もないし…
咳だけは酷かったので念のため、インフルエンザの検査を行ったらバッチリ陽性でした。
腑に落ちないのでお医者さんにも聞いてみました。

私「どの症状も現われなかったんですけど？」

お医者さん「稀にインフルエンザ特有の症状が現われないこともあるんですよ。」

私「マジっすか！？」

あとで調べたらこういう状況を最近では「隠れインフルエンザ」と呼んでいるようです。
インフルエンザ特有の症状がでてなくとも、かぜだと判断はせず病院に行きましょう。
もし、身近にインフルエンザを発症している人がいるなら、尚更ですね。（反省）
では、次回もよろしくお願いします。