【五十嵐ツトムのCTツアー観戦記】2020 Rumble at the Ranch |カリフォルニア編<エピソード1>

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競技を中心としたスポーツとしてのサーフィン、 音楽やアート、ファッションに結びつくカルチャーとしてのサーフィン、 生き方や、住む家に現われるライフスタイルとしてのサーフィン。 「スポーツ」「カルチャー」「ライフスタイル」を3つの柱として、 surfmagazine.jpは、雑誌SURF MAGAZINEと連動しながら アンダーグラウンドにとどまらないメインストリームのクロスメディア、 そしてジャンルを超えてサーファーを繋げていくハブメディアとして サーフィンの幅広い魅力を伝えていきます。

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Huntington Beach, California – Aug 2020.

五十嵐カノアの父ツトムが、試合に帯同して父親目線で観たリアルで愛のあるツアーレポート。
いよいよコンテストが再開。WSLがカリフォルニア・サーフランチでコンテストを開催するとアナウンス、招待されたカノアは久しぶりのコンテストに向け、地元ハンティントンでの練習に余念がない。
Text & Photo by TOM IGARASHI


いやーしぶといですね、新型コロナ。2月頃から少しずつ騒がれ初めて、あっと言うまにもー8月ですよ。
解決のてだてもまだないなか徐々に世の中は動きはじめてます。現在アメリカがコロナ感染者数の世界最多人数。そのアメリカの中でもニューヨークを超えたのかな?カリフォルニアが感染者数ナンバー1。何でもナンバーワンが好きなんですが、ちょっとこのナンバーワンはいただけないっすね。

ここハンティントンビーチもマスクをする人たちが多いのですが、ニュースなどで騒がれているほど緊迫した雰囲気はなく、いつもの陽気なハンティントンビーチです。ディズニーランドやユニバーサルスタジオ、またスポーツ観戦などが閉鎖れているせいでしょうか、やたらサーファーが多く急増してます。
太陽の光をサンサンと浴びて健康的にサーフィンって感じなんでしょうね。ビーチには大勢のサーファーがひしめいています。おまけにサーフ・ファッションも大流行。ハンティントンの老舗「ジャックス・サーフショップ」や「ハンティントン・サーフ&スポーツ」では過去最高の売り上げを記録!なんて話も聞いています。

KSR13プールをイメージしスケートで汗を流し、徐々に気持ちをコンテストに


KSR00「明日は何乗る?」と板をピックアップするカノア


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ハンティントンからサンディエゴに板のピックとミーティングを兼ねてショートトリップ。サンディエゴで専属フィルマーのターナーと今後の打ち合わせをしながら撮影も。
サンディエゴから戻ってハンティントンでは、親友のマットくんやらQSサーファーのトマキンことトーマス・キングとセッション開始。

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KSR14今回のコンテストに向け出来上がった板は6本 2021年モデル


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KSR07地元ハンティントンでのサーフィンタイム。みんながカノアに声を掛ける


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TATIカノアとチームを組むタティアナ・ウェストンウェブ(ブラジル) @WSL

今回カノアが出場するコンテスト【Michelob ULTRA Pure Gold Rumble At The Ranch】は、コロナ禍のためにツアー中止が発表されてから初めてとなるWSL主催の公式イベント。今アメリカにいる世界トップランカー男女12名のサーファーによる夢のタッグマッチ。
カノアはハワイ育ちで現在ブラジル国籍のオリンピック代表である【タティアナ・ウェストンウェブ】とタッグを組んで優勝を目指すことになりました!

試合は現地時間8月9日の12:00(日本時間は8月10日4:00)より開始。
WSLがライブ中継する。
皆さん応援よろしくおねがいします!

エピソード2へと続く

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