【五十嵐ツトムのCTツアー観戦記】2020 Rumble at the Ranch |カリフォルニア編<エピソード2>

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競技を中心としたスポーツとしてのサーフィン、 音楽やアート、ファッションに結びつくカルチャーとしてのサーフィン、 生き方や、住む家に現われるライフスタイルとしてのサーフィン。 「スポーツ」「カルチャー」「ライフスタイル」を3つの柱として、 surfmagazine.jpは、雑誌SURF MAGAZINEと連動しながら アンダーグラウンドにとどまらないメインストリームのクロスメディア、 そしてジャンルを超えてサーファーを繋げていくハブメディアとして サーフィンの幅広い魅力を伝えていきます。

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Lemoore, California – Aug 2020.

五十嵐カノアの父ツトムが、試合に帯同して父親目線で観たリアルで愛のあるツアーレポート。
いよいよコンテストが再開。WSLがカリフォルニア・サーフランチでコンテストを開催するとアナウンス。招待されたカノアは父勉氏と2人でサーフランチへと向かった。
Text & Photo by TOM IGARASHI


いよいよサーフランチに向けて出発です!
ハンティントンからおよそ400km、なかなか遠いんですよ。とりあえず最近のロサンゼルスは自粛って事で交通渋滞も無くスイスイって走れるから気が楽なんです。

KSR008カノアとペアを組むのはブラジルのタティアナ・ウェストンウェブ @WSL
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KSR003板も積んで準備0K

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KSR001試合に向けカノア、勉氏共にPCR検査を受け、もちろん陰性(汗)

KSR006ひたすら北へ向けドライブ

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今回のWSL特別イベント、全米ベースボールとかバスケットボールの試合と同じように、無観客でおこなわれます。入場者も限定されていて、選手1人につき付き添いできるは1名のみ。って事で私が付き添い兼サーフ・リポーターに。極々限られた人しか入場できない中、わたくしが皆様のために沢山リポートしてまいります。
その前に。
新型コロナウィルスに感染していないか、選手をはじめ付き添い者も全員PCR検査があります。なんかドキドキです。もし感染してたらビッグニュースだ。こればっかりはちょっと心配っす。まあ、まわりにも感染者はいないし。カリフォルニアのPCR検査場は、やはりドライブスルーなんです。痛そうっす。鼻に綿棒の長いやつをググっと涙。綿棒の先が脳ミソまで届いた感じ。痛い!うーって間に終了。
結果は陰性!
コロナの陰性の証明書を提出しない事には今大会には出場資格無しって事なんで。もちろん同伴する私も入場するために陰性証明書を提出。良かった、ってな事で今回サーフランチに入場している人達はみんな陰性なんで安心です。

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KSR004サーフランチのゲート

到着。
なかなか静かなエリアにある寝心地の良さそ〜なホテルである。
ゆっくりする暇はない、そろそろカノアの練習する時間だ。このサーフランチは規則正しく時間通りに波が出るので、各選手の波の出る時間が正確にわかるのです。ちなみに8月7日のカノアの一本目の波は「20:47」です。

ちなみにカノアは今回も含め、ここケリー・スレーターのウェイブプール・サーフランチで開催された全てのスペシャルイベントに招待していただいています。そして初めて開催された「ファウダーズカップ」にも出場し団体優勝してます。
この試合はWSLが開催した国・大陸別団体戦。オーディエンスがサーフスタジアムを取り囲んで母国を応援する様子は、言うまでもなくオリンピックを想像させました。



KSR011WSLのパットとミーティング

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KSR012キング・ケリーと何やら話してます。

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今日は朝イチでデレク(元世界チャンピオンのデレク・ホー)さんのパドルアウトからはじまりました。
選手全員で入水し、極上の波にデレクさんを思い偉大なるサーファーへ追悼。2本目の波にデレクさんのファミリー、ココ(WCTサーファーのココ・ホー)ちゃんがやはり極上の波に乗って素晴らしいライディングを見せてくれました。

エピソード3へと続く

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