【五十嵐ツトムのCTツアー観戦記】最新のカリフォルニア・ローワーズ・セッション編|MONEY CLIP VOL.11

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競技を中心としたスポーツとしてのサーフィン、 音楽やアート、ファッションに結びつくカルチャーとしてのサーフィン、 生き方や、住む家に現われるライフスタイルとしてのサーフィン。 「スポーツ」「カルチャー」「ライフスタイル」を3つの柱として、 surfmagazine.jpは、雑誌SURF MAGAZINEと連動しながら アンダーグラウンドにとどまらないメインストリームのクロスメディア、 そしてジャンルを超えてサーファーを繋げていくハブメディアとして サーフィンの幅広い魅力を伝えていきます。

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Lower Trestles, California 2020 -

五十嵐カノアの父ツトムが、試合に帯同して父親目線で観たリアルで愛のあるツアーレポート。
今回はカリフォルニアを代表するサーフポイント【ローワーズ】での五十嵐カノアをはじめとする若手達のセッションの模様をお届けする。
Text & Photo by TOM IGARASHI | Movie by CALI+CREATOR・カリキュレーター


今回はカリフォルニアを代表するワールドクラスのサーフスポット「ローワーズ」でのカノアをはじめとする今カリフォルニアで輝いているサーファー達を撮っちゃいました。
この「ローワーズ」ロスの空港から南におよそ120kmの位置にあります。ちなみにハンティントンはロスの空港より南に55kmってところに位置します。カリフォルニアに来たらとりあえずは「US OPEN」の会場「サーフシティー」ハンティントンビーチでサーフィンし荒波に揉まれ、慣れてきたところで「ローワーズ」かな?

このふたつのポイントは絶対にやっておきたいところですね。しかしどちらのポイントもローカル様が大勢いらっしゃります。礼儀正しくルールをしっかりわきまえて、日本人の「旅の恥はかき捨て」って事はないように、恥のなきよう心して入水じゃ。ローワーズは特に世界レベルのサーファーが多くビーチには常にたくさんのカメラマンがビッシリかまえています。私もお邪魔しますって!って感じで三脚を立てて撮影しました。
それでは今の若手サーファーの最新のライディングをお楽しみください!


カリフォルニア若手サーファー達の最新ローワーズ・セッション|Movie by TOM IGARASHI |Shot on SONY α9

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KLT05この日は波もよく、この人人人。波に乗るのも容易じゃない。

基本的にカノアは幼い頃からケリーのように世界を拠点として旅に出ているため、ここ地元カリフォルニアで過ごす時間も一年のうち30〜40日程度です。
とりあえず常に多忙なカノアくん。地元では更に強烈に忙しい。クイックシルバー事務所でのミーティングにWSL事務所、レッドブルに、ボードの開発ミーティング、撮影にテレビインタビュー、雑誌に新聞、3日間でも時間が空けば日本へ。などなど。
サーフィンの練習は基本ホームブレイクUS OPEN会場のハンティントンのサウスサイドのピア。このハンティントン、午後は必ず強風のジャンクに。ということで午後は南方面に行く事がごくごくたまに(笑)実は基本的にカノアはローワーズではやらないタイプ。理由は波が簡単でわかりやすく、もし試合があったとしても幼い頃にNSSAやサーフィングアメリカでもさんざんやっているので波をよく知っているから。とか。しかしタマにはやっとかなきゃって感じでフラリと行く。
サンクレメンテ方面に行くならカノアはローワーズよりアッパーで練習する事が多いんです。理由はローワーズより空いている。波はアッパーの方が掘れてて長い。そしてスナッパー(スナッパーロック・オーストラリア)に似た感じでスナッパーの試合での練習になる。などなど。ローワーズまでの長い道のりもあまり好きではないようです(笑)
そしてこのムービーが最近のカリフォルニアのサーフィンです!

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