米山予報士のウラナミ『予報士までの道のり ~その2 波○へ~』

米山予報士

米山予報士
米山予報士/大学を8年で卒業。その間、勉強などせず、山と海で遊ぶか家に引きこもっていました。当然、就職などまともにできるはずがなく、社会人経験もゼロ。なのに30歳になってしまいました。ただ、山のおかげで天気図に興味をもち、サーフィンをやっていたから気象予報士になれたと思います。サーフィンと気象、波情報の業務を精一杯頑張りたいです。

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大学時代は現実逃避を続け、サーフィン三昧。大学7年の終わり、8年くらいの時にようやく進路のことを考えるようになっていた。

 

周りは年下の同級生ばかり。しかも、7年の時に1年の必修科目を受けるなど、今までのツケがたまりにたまりまくった地獄の日々だった。そして、同じゼミ生は次々と就職が決まる。でも、当然、自分には関係ない。これから進む人生が全く違う感じがした。そして、普通に就職するのは無理だなと絶望していた。

 

ただ、その時、同じ年でサーフィンをやっていた仲間が二人いた。彼らはお世話になっているサーフショップで働いていて、自分とは違い社会人だったけど、何年か朝・夕と毎日のように一緒に海に入っていた。遊びに行くような友達ではないけど、同じ行動をしていることは楽な気持ちにさせてくれた。彼らがいなければもっと落ちていたと思うと、本当に助けられた。

 

そして、彼らのようにサーフィン関係の仕事で生きていければと考えるようになっていた。

 

でも、現実は甘くなく、そこからが問題だった。シェーパーは手先が不器用だから無理、ショップの店員は接客が無理、プロサーファーも駄目、雑誌なども経験ゼロ・・・。

 

いよいよ就職は諦め、アルバイトでもいいからサーフィンに関わろうと思った。そして、その時に募集していた波情報をやっている波伝説と波○の2社へ履歴書を送った。

 

結果は・・・波伝説は不合格・・・波○へ。

 

続く

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