米山予報士のウラナミ『花粉が飛び始めるまで400℃』

米山予報士

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米山予報士/大学を8年で卒業。その間、勉強などせず、山と海で遊ぶか家に引きこもっていました。当然、就職などまともにできるはずがなく、社会人経験もゼロ。なのに30歳になってしまいました。ただ、山のおかげで天気図に興味をもち、サーフィンをやっていたから気象予報士になれたと思います。サーフィンと気象、波情報の業務を精一杯頑張りたいです。

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皆さん、こんにちは。今年は春一番が過去最も早く吹くなど、南寄りの風の強い日が多いですね。そうなると気温が上がり、花粉が気になります。僕はずっと花粉症ではなかったのですが、去年から眼が痒くなるなど花粉症デビューをしてしまいました。

なんでも、日本人の病気の中で最も多いのが花粉症で、約3000万人もの人が症状に苦しんでいるらしいです。花粉症の人は年々増えていて、林業の不振でスギ・ヒノキなどが増加し、花粉の飛ぶ量が増えているのが原因みたいです。SnapCrab_NoName_2021-2-16_20-27-46_No-00
そして、スギの花粉は元旦からの最高気温の合計が400℃を超えると飛散し始めるとのことです。僕が住んでいる辻堂のアメダスによると、元旦からの最高気温の合計が2月15日に400℃を超えたので、そろそろ準備をしていかないとヤバいです。

対策としては、マスク・手洗い・うがいなどをするか、症状が軽いうちに薬を処方してもらうのが一般的のようです。なかでも、インナーマスクをすると、90%以上花粉をカットできるので、二重マスクなどしていると良さそうです。ただ、眼の痒みはマスクでは防げず、こすったりして花粉症+コロナにかかることはありえるので、注意しないといけません。いずれにしろ、コロナ対策と似ている部分が多いので、今年は花粉症の症状が少ないと助かりますね。

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