
こんにちは!
湘南エリア波情報リポーターのrikutoです!
10月の湘南では、台風22号・23号によって”The day”となった日もありました!
ですが、その後はスモールコンディションが続いたりと、台風シーズンも終了?
そんな雰囲気になってきました。
冬の名物波、西風による波が反応する日もあり、季節は徐々に冬へと近づいています。
由比ヶ浜
【先月との比較】
河口付近を中心にサンドバーがあり、地形は良好です。
【潮回りとの相性】
満潮時:割れづらさは目立ちますが、モモ〜腰程度のサイズがあれば、ほど良く切れた波があります。
干潮時:ワイドな波が目立ちやすく、サイズに関係なく切れ目から速い波が多くなります。
【入るタイミング】
ハイタイド〜ミドルタイドは、割れやすくなり始めて程よく切れた波があります。
潮の上げ込みも、パワーやサイズを持ち直すことがあるので狙い目です!

水族館前
【先月との比較】
アウトやミドルは深めですが、比較的に地形は安定しています。
【潮回りとの相性】
満潮時:切れ目のある波もありますが、腹以上のサイズがないと割れづらさや掴みづらさが目立ちます。
干潮時:切れ目のないワイドやダンパーブレイクが目立ち、滑れる距離が短くなります。
【入るタイミング】
サイズにもよりますが、ハイタイド〜ミドルタイドは、割れやすくなり始めて程よく切れた波もあるため、トレーニングしやすい時間帯でしょう。
ロングやミッドで入ることをおすすめします!


鵠沼
【先月との比較】
深い場所もありますが、いくつかサンドバーがあり、比較的に地形は安定しています。
【潮回りとの相性】
満潮時:小波だと割れづらさは目立ちますが、モモ〜腰サイズあればロングを中心にトレーニングができます。
胸以上のサイズがあれば、ショートでも楽しめるでしょう。
干潮時:ワイドや速い波が目立ち、切れ目からつかまりやすくなります。
【入るタイミング】
ハイタイド〜ミドルタイドの時間帯は、程よく切れた波になりやすいでしょう。
潮の上げ込みも、パワーやサイズを持ち直すことがあるので狙い目です!


地下道前
【先月との比較】
アウト〜ミドルの地形は深めで、インサイドは掘れた波になりやすいです。
【潮回りとの相性】
満潮時:胸以上のサイズがないとアウト〜ミドルはなかなか割れないでしょう。インサイドは、切れ目からも掘れて繋がる波が目立ちます。
干潮時:腹以上のサイズがあればアウト〜ミドルは割れやすくなるものの、途中で消えてしまいやすく、インサイドはワイドなブレイクが中心となります。
【入るタイミング】
小波のときは、インサイドの波が切れやすくなる潮が多い時間帯がおすすめ。
腹以上のサイズがあるときは、ミドル〜ロータイドの時間帯がおすすめです。

辻堂正面
【先月との比較】
地下道前と似た地形をしており、ミドルは若干砂が付いている場所あり、インサイドにもいくつかサンドバーがあります。
【潮回りとの相性】
満潮時:腹以上のサイズがあれば、ミドルは割れる場所もありますが、すぐに消えてしまいやすいです。インサイドは切れた波になります。
干潮時:腹以上のサイズがあれば、ミドルは割れやすくなり、手前まで乗れることがあります。
ですが、インサイドは掘れたワイドなブレイクが中心となります。
【入るタイミング】
小波のときは、インサイドの波が切れやすくなる潮が多い時間帯がおすすめ。
腹以上のサイズがあるときは、ミドル〜ロータイドの時間帯がおすすめです。

辻堂第2駐車場前
【先月との比較】
浄化センター前など、手前に少し砂が戻った感じはありますが、全体的に地形は深めです。
【潮回りとの相性】
満潮時:胸以上のサイズがないとほとんど割れず、ワイドなショアブレイク気味が中心となります。
干潮時:腰〜腹以上のサイズがあれば、アウトやミドル付近で割れますが、途中で消えやすいブレイクが目立ちます。
【入るタイミング】
潮が大きく引く日時や、腰〜腹以上のサイズがある日をチェックしてみましょう。

チサン
【先月との比較】
汐小側・中央・船小屋前にピークがあり、比較的に地形は良好です!
【潮回りとの相性】
満潮時:腹以下のサイズでは割れづらさが目立ちますが、腹以上のサイズがあれば切れた形になる波があります。
干潮時:サイズが大きいほどワイドなブレイクが目立ち、モモ〜腰くらいの小波であれば切れ目も残ります。
【入るタイミング】
サイズに合わせて潮回りを選ぶようにしましょう。
腹以下のサイズでは、ミドルタイド〜ロータイドが狙い目。
腹以上のサイズなら、ハイタイド〜ミドルタイドがおすすめです。


茅ヶ崎パーク
【先月との比較】
インサイドを中心に比較的地形は安定しています。
【潮回りとの相性】
満潮時:ショルダーの短い切れた波がメインとなり、腹以上のサイズがないと割れづらさが目立ちます。
干潮時:サイズが大きいほどピークワイドな波が目立ち、腰〜腹くらいのサイズなら切れ目が残ります。
【入るタイミング】
サイズに合わせて潮回りを選ぶようにしましょう。
胸以下のサイズでは、ミドルタイド〜ロータイドが狙い目。
胸以上のサイズなら、ハイタイド〜ミドルタイドがおすすめです。
※サイズアップに伴い、カレントが発生しやすいためご注意ください。


平塚生コン前
【先月との比較】
アウト〜ミドルは深めなままですが、インサイドにはいくつかサンドバーが残り、比較的地形は安定しています。
【潮回りとの相性】
満潮時:胸以上のサイズがないと割れづらさが目立ちますが、ショルダーは張りづらいながら切れた波はあるでしょう。
干潮時:ワイドや繋がり気味なブレイクが目立ちます。
【入るタイミング】
サイズに合わせて潮回りを選びましょう。
胸以下のサイズでは、ミドルタイド〜ロータイドが狙い目。
胸以上のサイズなら、ハイタイド〜ミドルタイドがおすすめです。


大磯
【先月との比較】
部分的に深い場所もありますが、インサイドにはいくつかサンドバーがあります。
【潮回りとの相性】
満潮時:小波では割れづらさが目立ちますが、腹以上のサイズなら切れた形になる波になります。
干潮時:割れやすくなりますが、ワイドやダンパーブレイクが目立ちやすいです。
【入るタイミング】
サイズにもよりますが、満潮や干潮を避けた潮が動く時間帯に入るのがオススメです。


まとめ
大きな変化があった場所はほとんどなく、全体的に地形は安定しています。
引き続き、潮回りやボード選びを工夫すればトレーニングできる場所や時間帯はあります!
冬の名物波である”西の波”が反応する日が増えてきています!
西風によって砂が流れやすく、地形が変わりやすい季節に入ってきているので、今後とも地形レポートはお見逃しなく!
なお、うねり方向によっては、【潮回りとの相性】は逆転することがあります。
常に最新の情報も参考にして行動してください。
サーフィンのポイント選びにおいて、地形の変化は非常に重要な要素です。
砂浜やリーフ(岩礁)、さらには川の流入など、自然の力によって地形は日々変化しています。
これにより波の質やブレイクの形状も変わるため、常に最新の地形情報をチェックすることが求められます。
地形を観察し、波との関係を理解することで、より良い波に乗るチャンスを掴むことができるでしょう。
