
こんにちは!
湘南エリア波情報リポーターのrikutoです!
最近の湘南では、台風スウェルは26号が最後となり、しばらくは小波ばかりが続き、寒気の西風による波が反応する日も増えてきていますが、サイズやコンディションは中途半端…
乗り納めも視野に入れつつ、悔いのないよう2025年最後のサーフィンを楽しんでください!
そのためには、地形の情報はかかせません!
さあ、チェックしていきましょう。
由比ヶ浜
【先月との比較】
河口付近のサンドバーを中心に地形は良好です!
【入るタイミング】
腰サイズ以上の場合は、切れたセクションがあるハイタイド⇔ミドルタイド(潮位80cm以上)に合わせて入るのがおすすめです。
腰サイズ以下の場合は、潮位80cm以下で入るのが無難ですが、冬場の間は比較的潮が多い状態が続きます。
【おすすめのサーフボード】
基本的に、厚めのセクションが目立つためロングやミッドなどがおすすめです。
腹サイズ以上あれば、掘れたセクションもあるためショートでも楽しめる波になります。

水族館前
【先月との比較】
アウトやミドルは深めですが、インサイドの地形は安定しています。
【入るタイミング】
胸サイズ以上ある場合は、厚みや切れたセクションがある潮位80cm以上で入るのがおすすめです。
腹サイズ以下の場合は、潮位80cm以下で入るのが無難ですが、冬場の間は比較的潮が多い状態が続きます。
【おすすめのサーフボード】
基本的に、厚めのセクションが目立つためロングやミッドなどがおすすめです。
腹サイズ以上あれば、潮回りを選んでショートでも楽しめるタイミングがあるでしょう。

鵠沼
【先月との比較】
深い場所もありますが、いくつか地形の安定している場所があり、比較的良好です。
【入るタイミング】
遠浅の地形のため、比較的潮が動いている時間帯に入るのがおすすめです。
【おすすめのサーフボード】
腰サイズ以下の場合は、ロングやミッドがおすすめです。
腹サイズ以上になると、ロングでも楽しめる一方で、ショートでも乗りごたえのある波となります。


地下道前
【先月との比較】
インサイドには若干サンドバーが形成されたものの、アウト〜ミドルは深い状態です。
【入るタイミング】
腹サイズ以下の場合は、潮位80cm以上ならインサイドは切れた波があり、トレーニングしやすくなります。
胸サイズ以上の場合は、なるべく潮が低い時間帯のほうがアウト〜ミドルは割れやすくなります。
【おすすめのサーフボード】
インサイド付近は、掘れた波が目立つためショート向きですが、腰サイズ以下ならロングやミッドがおすすめです。
アウトやミドルで割れるほどのサイズがあれば、ロングやミッドのほうが長い距離乗れることがあります。

辻堂正面
【先月との比較】
地下道前と似た地形をしていますが、若干ショルダーが続きやすい印象です。
ミドルやインサイド付近には、部分的にサンドバーがあります。
【入るタイミング】
腹サイズ以上の場合は、少しでも潮が低い時間帯のほうがアウト〜ミドルは割れやすくなります。
腰サイズ以下の場合は、潮位80cm以上のほうがインサイドは切れた波になり、トレーニングしやすくなります。
【おすすめのサーフボード】
インサイド付近は、掘れた波が目立つためショート向きですが、腰サイズ以下ならロングやミッドがおすすめです。
アウトやミドルで割れるほどのサイズがある場合、潮が多い時間帯はロング向き、ショートは潮が低い時間帯が無難でしょう。

辻堂第2駐車場前
【先月との比較】
浄化センター前や看板の左側など、部分的にサンドバーは残っているものの、全体的に地形は深い状態です。
【入るタイミング】
潮位が80cmを切る日時や、腹サイズ以上の波があるときが狙い目となります。
【おすすめのサーフボード】
インサイド付近は掘れた波が目立つため、ショート向きです。
アウト〜ミドルで割れるほどのサイズがあれば、ロング・ショート共に乗れます。

チサン
【先月との比較】
汐小側・中央・船小屋前にピークがあり、比較的地形は良好です!
【入るタイミング】
冬場は潮の動きが小さいですが、比較的潮が低い時間帯がおすすめです。
【おすすめのサーフボード】
ロング・ショート共に乗りやすいです。
腰サイズ以下の場合は、厚めのセクションが目立ってくるため、ロングのほうが安定して乗れます。


茅ヶ崎パーク
【先月との比較】
インサイドにはいくつかサンドバーがあり、地形は安定しています。
【入るタイミング】
冬場は潮の動きが小さいですが、胸サイズ以上ある場合は潮位80cm以上がおすすめです。
胸サイズ以下の場合は、少しでも潮が低い時間帯が無難となります。
※サイズアップに伴い、カレントが発生しやすいためご注意ください。
【おすすめのサーフボード】
モモ〜腰くらいの小波の場合は、ロングのほうが乗りやすいです。
腹サイズ以上になると、ショートでもトレーニングできる波になってきます。


平塚生コン前
【先月との比較】
全体的に深めですが、インサイドには何とかサンドバーが残っています。
【入るタイミング】
冬場は潮の動きが小さいですが、胸サイズ以上ある場合は潮位80cm以上がおすすめです。
胸サイズ以下の場合は、少しでも潮が低い時間帯が無難となります。
【おすすめのサーフボード】
厚めのセクションが目立つのでロングやミッドのほうが距離が乗りやすいです。
ショートは、腹サイズ以上の波のときにトレーニングしやすくなります。


大磯
【先月との比較】
部分的に深い場所もありますが、インサイドにはいくつかサンドバーがあり、地形は安定しています。
【入るタイミング】
腰サイズ以上の場合は、潮位80cm以上なら厚みがあり、波が切れやすいでしょう。
腰サイズ以下の場合は、少しでも潮が低い時間帯に入るのがおすすめです。
【おすすめのサーフボード】
サイズアップに伴い、掘れたパワフルな波が目立つため、基本的にはショート向きです。
腹サイズ以下の場合は、ロングでもクルージングできます。


まとめ
全体的に大きな変化はありませんでした。
冬場の間は、潮位を80cm切ることが少ないです。
小波が続く日は、ロングやミッド、30L以上やEPSのボードを使うのがおすすめです!
もちろんサイズが大きい日には、パフォーマンス系ボードでも楽しめる日があるでしょう。
冬の名物波である”西の波”が反応する日が増えてきています!
西風によって砂が流れやすく、地形が変わりやすい季節に入ってきているので、今後も地形レポートをお見逃しなく!
サーフィンのポイント選びにおいて、地形の変化は非常に重要な要素です。
砂浜やリーフ(岩礁)、さらには川の流入など、自然の力によって地形は日々変化しています。
これにより波の質やブレイクの形状も変わるため、常に最新の地形情報をチェックすることが求められます。
地形を観察し、波との関係を理解することで、より良い波に乗るチャンスを掴むことができるでしょう。
