ロングボード界をリード・支えてきた石塚晃プロに引退インタビュー!!

上田純子

上田純子
上田純子:JPSAショート・ロングのプロであるじゅんじゅんこと、上田純子。★主な戦歴:2000年全日本サーフィン選手権大会4位、2000年東日本サーフィン選手権大会準優勝、2003年全日本サーフィン選手権大会優勝、2005年6月バリ、ウルワツでプロ転向。

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長年に渡りロングボード界をリードし支えてきた石塚晃プロ。

石塚晃プロは、9月8日(土)・9日(日)に開催されたJPSA2018ロングボード第4戦『swatch ALL JAPAN PRO 鵠沼』を最後に25年間のプロロングボーダー人生に幕を下ろした。

波乗りを初めて35年、23才でショートのプロ公認取得、24才でロングのプロ公認取得。
そんな石塚晃プロに近況をインタビューを行った。

 

25年間、プロ活動お疲れ様でした。引退する決め手となったことは?

 
自分のピークのサーフィンが出来なくなったのがきっかけです。
 

ロングボード第4戦『swatch ALL JAPAN PRO 鵠沼』 引退試合にて

ロングボード第4戦『swatch ALL JAPAN PRO 鵠沼』引退試合にて


 
 

 

ショートからロングへ移行したのは何故ですか?

 
ショートのプロに25年前に合格して4戦出ましたが、1コケが2回の2コケが2回と成績が振るわず。
悩んでいた矢先、ショーロク(宮内謙至プロ)がロングでチャンピオンを取り『お前で取れるなら俺でも取れるな!』と思ったからです。
 
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毎回、どんな気持ちで戦っていましたか?

 
優勝するつもりで‼️

 
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いままでのコンテストやプロ生活で一番印象に残っていることは?

 
ハワイ・オアフのクイーンズでの日本vsハワイの試合のファイナルで、一本しか乗らせてもらえなかったことですが、その試合の結果が今までの中で一番嬉しかったです。

 
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思い残したこと、これだけは!! と後悔していることはありますか?

 
グランドチャンピオンがかかった試合で負けたことです。
 
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永遠のライバル・戦友はいますか?

 
戦友でもあり、親友でもあるショーロク(宮内謙至プロ)!!
 
 

 

ロングボードサーファーやコンペサーファーへ向けてアドバイスがありましたらいただけますか?

 
ロングボードを乗っていると波に沢山乗れますね!
少し周りを見て、乗れていないショートボードの人に波を譲ったり、混んでいる場所を避けて楽しくやっていきましょう‼️

コンペサーファーへ
コンペは負けると悔しい!勝てば嬉しい!その気持ちがサーフィンを上達させます!
負けて悔しくなくなったら引退してね(笑)

 
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いままで応援してくださったファンの方にメッセージを!

 
今の若いプロサーファーの波乗りは本当に素晴らしいです!
是非会場まで見に来てください!自分のスキルアップに必ずつながると思います。

色々なスタイルのプロがいますが、俺のスタイルが好きで応援してくれた皆さん!今まで本当にありがとうございました!
これからも波乗りは続けていきますので、海で会ったら声をかけてくださいね!!

 
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最後に晃プロから師匠の池田潤さんへメッセージ

 

潤ちゃんへ

体調を崩した後、リハビリを頑張ってるね!
潤ちゃんがいてくれたから、俺の波乗り人生は変わることができた!

時代がロングボードブームになってきたころ。
ロングボードに乗りたくて困っていたクソガキの俺を見込んでくれて、ロングを貸してくれましたね!
そして、ロングの乗り方を教えてくれましたね!
あの頃がなかったら今の自分は居ません‼️
本当に感謝しています!

お見舞いの時はいつもの俺でいたけどさ。潤ちゃんが倒れたと聞いた時は本当に心配したんだよ‼️

今はだいぶ元気になって良かったね‼️
これからも波乗りを一緒に続けて行きましょう!
本当にありがとう潤ちゃん!!!!!

 

 

左から師匠の池田潤さん・石塚晃プロ・宮内謙至プロ

左から師匠の池田潤さん・石塚晃プロ・宮内謙至プロ


 
 

ロングボードシーンを長い間に渡り盛り上げ、兄貴・親分的な存在の石塚晃プロ!!

本当に本当にありがとう!そしてお疲れ様でした!!!!

今後のサーフィン業界をさらに盛り上げていってくれることに期待して、新たなスタートを応援し続けていきたいと思っています。

 
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インタビュアー:上田純子
 
 

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