OYZのウラナミ『知らなかった天気予報』

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OYZ:千葉スタッフのOYZです。 近ごろめっきり人口が少なくなったB.Bの男です。希少生物です。 文章を書くのは苦手で、もしかしたら以前より下手くそになってるかも?お見苦しいウラナミもあるかと思いますが、暖かく見守っていただければ幸いです。

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車で聞いていたラジオから、天気予報についての話が聞こえてきました。それは「降水確率が何%で傘を持っていくか」という番組内の企画から、気象予報士さんの話に変わってのものです。

まず、降水確率についてです。これは過去に同じような気象条件の時の雨が降った確率から導き出されているようで、天気予報で発表される確率は10%刻みとなっているようです。確かに「降水確率37%」なんて聞いたことないですね(笑)一桁台は四捨五入されているとのこと。

次にどの程度の雨か。ということですが、1時間当たり1㎜以上の雨が降る確率となっているそうです。1時間当たり1㎜の雨とは、感覚的には地面がしっとりと濡れる程度。傘がなくても「ちょっとそこまで」なら小走りでも大丈夫な程度、だそうです。

降水確率の感覚的なものについてもある例えにして置き換えていました。それは30%=3割の野球の打者と考えてみてです。3割打者というと、あのイチロー選手の通算打率が3割2分5厘。そうすると30%の降水確率ってけっこう降りそうですよね。

また、予想の地域についても例えば「東京地方の降水確率」となると、東京地方のどこかで雨が降る可能性についてとなります。

ですので、東京地方の降水確率は30%というのは、その地域のどこかしらで26%~34%の確率で、1㎜以上の雨が降るということになります。

ここまでくると、「ん?」と思う方もいるかもしれませんね。そうです。降水確率0%というのは全く雨が降らない。ということではないのです。5%未満の確率で1㎜以下の雨が降る可能性はあるのです。極端なことをいうと、20秒程度の通り雨で、濡れたとしても、それが1時間雨量にすると1㎜に満たない場合は、降水確率0%の範囲内ということです。

また、降水確率は3時間単位で発表されるので、仮に午前9時00分~01分に1mmの雨が降り、残りの2時間59分が晴れたとしても、○○%の降水確率は正解したことになります。
波伝説や海快晴では、全国の地方気象台が発表する降水確率とともに、1時間単位で雨量を発表していますので、ぜひ普段使いを含めてご活用ください。

沖縄・奄美地方では梅雨明けされたようですが、ここ関東ではまだまだ梅雨真っ盛り。予報確率が低いからといって、油断せず、10%で雨が降っても「あの天気予報使えない!」というわけではないので、雨が降るかもしれない、とせめて心の準備だけでもして、残りの梅雨時期を過ごしていきましょう。

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