三輪予報士のウラナミ『2020年にオリンピックが開催されていたら!?』

三輪予報士

三輪予報士
三輪予報士:事故による大怪我から、キックボクシング人生にサヨナラと告げる。2年間のリハビリ生活の後にサーフィンに出会う。刻々と変化する波の変化から、気象に興味を持ち気象予報士資格を3回目の試験にて取得。サーフィン・気象ともに日々精進中。

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TOKYO 2020。
2020年に開催されていれば、7月24日(金)に開会式があり、8月9日(日)に閉会式を迎えていました。

そして、サーフィン競技のスケジュールは、7月25日(土)〜8月1日(土)にかけて、千葉県一宮町釣ヶ崎海岸(志田下ポイント)での、サーフィンフェスティバル開催期間に、波のコンディションに合わせ4日間で行われるスケジュールでした。

もし、今年2020年に実際にオリンピックが行われていたら、どんなコンディションだったのでしょうか?波伝説の波情報をもとに調べてみると……。

7月25日(土):南西風・ヒザ〜モモ・▼20
7月26日(日):南西風・ヒザ〜モモ・▼20
7月27日(月):南西風・ヒザ〜モモ・▼20
7月28日(火):北東風・モモ〜腹前後・▼20
7月29日(水):北東風・腰〜胸前後・△40
7月30日(木):北東風・腰〜胸前後・△40
7月31日(土):風弱い・胸〜肩前後・△50
8月 1 日(日):風弱い・胸〜肩前後・△50

期間前半は、スモールでしたが、期間後半にかけて、東海上を遠ざかる低気圧によって、肩前後サイズにまでアップしていました。

波のなかった今年の夏のなかで、ピンポイントにサイズアップしていたのです。

もし、2020年にオリンピックが開催されていれば、このサイズアップは、後にも語り継がれるようなことになっていたかもしれませんね。

P.S.
先日の9月7日、国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ副会長が、来年に延期された東京オリンピック(五輪)について、「新型コロナウイルスの有無に関係なく開催される」との見解を表明したようです。

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