2020年1月11日の午前11時頃。千葉県の一宮町からの北の空。
大粒の雨が短時間降ったあとの虹。空を見ることが職業的に多くはありますが、虹を見る機会というのはそれほど多くはありません。
おおむね雨のあとの日差しとともに現れる、空にかかる7色の巨大なアーチは、いかにもハッピー!という印象です。
そんな虹ですが、昔の人は恐ろしい霊物と捉えていたり。沖縄や中国では、天の水を飲んでしまう蛇や竜と考えられ、干ばつの予兆とされていたり。イスラエルでは、「虹が見えればその下は地獄の釜」という言葉があり、虹の下では良くないことが起きていると考えられていたり。不吉なものだとと捉えられている地域や時代もあるのです。
また、虹の色は日本では当然7色という認識ですが、世界では8色~2色と、だいぶ認識に幅があるようです。実際はグラデーションなので、色の数は無限大だとは思いますが。「2色って!」さすがにもう少しあるでしょっ!