+☆maki☆+『サーフィン史上初!! 日本人世界チャンピオンの誕生』

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+☆maki☆+ 基本グータラ人間ですが、波情報をお届けするために午前3時50分に起きる日々。波があればボディーボード。なければやはりグータラ。でも、やるときはやります!! 

eyecatch

© 2018 APB

 
 
 

おはようございます。+☆maki☆+です。
朝晩は冷えるようになってきましたね。さようなら平成最後の夏(泣)

今回のウラナミは、ボディーボーダーだけではなく、サーフィン業界で大きな話題となった鈴木彩加プロが世界チャンピオンに輝いたお話です。

彼女は湘南・茅ヶ崎の出身で、8歳から両親の影響を受けてボディーボードを始めました。素直に意見を聞いてすぐに吸収して実践できる力と負けず嫌いが手伝って、私が出会ったころはすでにスーパーキッズでした。

15歳でプロ転向し、国内外の試合をフォローして、あのパイプラインでは2度も優勝しています。昨年はあと一歩のところでチャンピオンを逃したものの、いつもポジティブで、今年は絶対タイトルを取る!!と宣言していました。

スポーツクラブのトレーナーでもあり、フィジカル・メンタルともにかなり強く、普段から自分に厳しくしていることがうかがえます。

2018年のAPBワールドツアーは4戦あり、4試合中ベスト3がカウントされるシステムで、年間ランキングが決定。

1戦目のABF Chile は優勝。
 

© 2018 APB

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2戦目のKiama BBKpro は準優勝。
 

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3戦目のSintra pro 3位。
 

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つい先日に行われたNazare pro は3位、と全て表彰台に乗っています。

このNazare pro でファイナルに進出していれば自動的にグランドチャンピオンが決定するはずだったものの、元チャンピオンのAlexandra Rinderが優勝したために同ポイントとなり、前代未聞のスーパーヒートがスタート。
 

© 2018 APB

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サイズは頭半~ダブルオーバー。ライブ中継を見ていてもドキドキするほどのショアブレイクで、一歩間違えたら大けがをすると簡単に想像ができる波です。テイクオフやアクションをするたびに、成功を祈る気持ちでいっぱい。
 

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この1年の強い気持ちを現すかのように、終始リードし、そのまま優勝。そして、日本人史上初の世界チャンピオンの誕生!!
 

© 2018 APB  /2018 APB WWS WORLD CHAMPION

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今大会のセミファイナル敗退後のインタビューでは、「日本で開催される2020年のオリンピックはサーフィンが競技されるものの、ボディーボードはないので、いつかオリンピックになるようにしたい」と答えていました。

あんなに小さかった女の子が毎日コツコツ努力をして、世界チャンピオンになり、さらに夢を語った姿を見て、私もひとりのボディーボーダーとして、もっとボディーボードを盛り上げていきたいと熱い思いにさせられました。

彩加プロ、本当に本当におめでとう!!!!!!!
 
 

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