KYのウラナミ『デブリ・マン』

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KY:防災士。『波伝説カー』と共に海から海へ… 10年目に突入し、その移動距離は月迄の380,000kmを折り返し、目下地球に帰還中です!

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2014年の大晦日、いつも入るポイントで乗り収めをしました。

砂浜には、昨年の台風で流れ着いた大木がベンチのように横たわっていて、

海から見るいつもの風景なのですが、その日は誰かがベンチに座っているように見えました。

近付いてみると、流木とゴミで作られたアート作品のようなものでした。

大きさといい、頭や体の傾き加減といい、あまりにリアルだったので、後で写真を撮りに戻りました。

それにしても、ゴミの種類は様々です・・・。

海には誰かにポイ捨てされたもの以外にも、悪気なく落としてしまったものや事故や災害で流出してしまったものなど、きりがない位たくさんのゴミがあります。

思い浮かんだのは『スペースデブリ』(宇宙ゴミ・・・※デブリとは破片・屑の意味)

ロケットや人工衛星を飛ばす度にたくさんのスペースデブリが生まれ、その数は年々増え続け、大きな問題になっているという話。

興味があったので調べてみると、JAXAと日本の企業が共同で開発しているスペースデブリを回収する装置(まだ試験段階)があるのだそうです。

その企業とは漁師さん達が魚を獲るために使う網を作っている会社で、この計画では金属の糸で作った網を使ってスペースデブリを捕まえて大気圏に落とそうという試みです。

想像するだけでワクワクします。

無人探査機のような機体が二手に分かれて網を広げ、まるで漁師さんが魚を獲るかのようにデブリが回収され、もとの綺麗な自然の姿に戻る。  「一網打尽!」

一見すると宇宙とは結びつかない分野に思えますが、日本企業の高度な技術が最先端の開発に必要とされているところにも興味が沸きました。

もう少し調べてみたら、どうやら網で一網打尽ではなく、無数にあるデブリひとつひとつを捕まえて、金属の紐をセットすると、その紐に電気が流れて軌道を変えることにより、大気圏に突入させて消滅・・・。という、思ったよりも地道な作業でした。(どうして網なのかというと、一本の紐だと何かの拍子に切れてしまった場合、確実にデブリを落とせないから三本の紐を一本にする網の技術が必要だった)開発に10年かかり、2015年、まさに今年が打ち上げ実験予定だそうです。

小さなデブリからコツコツと

便利を追求するだけでなく、未来に美しい自然を残すために色々な分野の人達が協力している事を知り、前向きで夢のある計画でいいなと思いました。

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