三年連続で12月3日(誕生日の翌日)のニセコから、2018〜2019年の雪山シーズンが始まりました。
今回ニセコに一週間滞在しましたが、最初の5日間はエルニーニョの発生に伴う暖冬の影響と思われる雪不足に泣きましたが、後半になってようやく素晴らしいパウダースノーに恵まれました。
また、12月8日(土)の晩には、世界に誇るパウダー用の国産スノーボードメーカー『Genten Stick』社の創立20周年記念パーティーが、ニセコHANAZONOリゾートで盛大に行われました。まだパウダー初心者の私ですが、ゲンテンの板を愛用しているご縁で参加させて頂きました。
パーティー後半で上映された、ゲンテンの20年の歴史を刻む各ライダーの滑走シーンはとても感動的かつ刺激的で、中でもドローンを使った撮影は三次元でそのライディングの素晴らしさと凄さが理解できて、本当にその斜面を行くのか!?と驚きと迫力に酔いしれてしまいました。
パウダーを愛するベテランサーファーが多いことは知っていましたが、ここは湘南??と思えるくらいに大勢の顔見知りのサーファーが遠路はるばるパーティーに馳せ参じていて、スノーボードの話はもちろんのこと、サーフィンの話でも大いに盛り上がり、爆笑しながら楽しい時間を共有させていただきました。
その晩はGentenの創立20周年を天もお祝いしてくれたのでしょう、ホワイトアウトによって運転が怖くなるほどの大雪に恵まれて、翌朝は絶好のパウダーコンディションとなりました。
一気にすべてのゲレンデが滑走可能となり、朝イチのゴンドラに乗って上まで登ると、ノートラックのパウダースノーのコースが沢山あり、新たに購入した『Genten Stick(ゲンテンスティック)』の板も最高に調子が良くて、休むことなくゴンドラを6本連続乗って滑り続けましたが、かっ飛んで滑り降りても一度もコケることなく最高の“Snow Surfing”を満喫することができました。
この感動を与えてくださったすべての皆さまに、心から感謝する次第です。
なお、ホテルからレンタカーで帰ろうとすると車が大雪に埋まっていたため、救出するための除雪に20分以上もかかってしまったのはご愛敬でしたが…
“Powder Snow”と“Snow Surfing”の魅力に取りつかれて三シーズン目、これから始まる本格的なパウダーシーズンが本当に楽しみで仕方がありません。まだまだ雪山は未熟な私なので、諸先輩方に導いていただきながら、パウダースノーの世界の階段を少しずつ上っていきたいと思います。
今月61歳になりましたが、Surfing、Snow Surfingともにケガすることなく、少しでも進化することができれば嬉しい限りです。皆さまにおかれましても、もう年だからなどとは言わず、ぜひ少しでも進化できるよう前向きに色々なことに取り組んでみてください。(了)