2024年3月1日の午前8時30分前後
あっという間に10月となり、今年も残すは2ヶ月少し。台風シーズンももうすぐ終了ですね。この前までは猛暑・酷暑だったのに、もうすぐで冬がやってくることになります。
ということで(なんのことで?)、今年の上半期の波を振り返ってみるということで、「2024年上半期ベストウェーブ」をお伝えしたいと思います。
波情報の過去データを統計・集計して、上半期のベストウェーブを探してみました。まず2位ですが、下記の2つのサーフポイントの3日間となりました。
まずは、湘南・鵠沼。波が小さいことが多いものの、上がれば波が良い、というのが湘南。その湘南の中でも、特に波が良かったのが、鵠沼の下記の2日。上記を証明するかのような波となっています。
1日目は3月1日の午前8時30分前後。サイズは肩~頭前後で、風は北からのやや強いオフショア。コンディションは、「アウトからの厚速いや厚めながら形になるブレイクで、ロング・ショートともに中上級者はカットバックでつなぎながらそこそこライド可能」、となっていました! 当日の写真が下記となります。
ちなみに、この日の天気図はこんな感じ。
春の南岸低気圧による波、となりますね。
2日目は、5月29日の午前11時30分前後。サイズは胸肩たまに頭、風は東北東からのやや強いサイドオフショア。コンディションは、「アウトからのピークがワイドな厚速めや、形は良いものの厚くダラダラとしたブレイクが中心。ロング・ショートともに波とポジションを選べばロングライドできています。場所によってはショルダーが張っていて、アクション入れつつ長く乗れる波もあり、まずまず遊べています」となっていました。同じく、当日の写真と天気図は下記となります。
この波は、季節外れの台風によるもの。発達した台風2号のうねりが遠くから届いたものになります。
そして、同率の1位は2月21日正午ころの御前崎メインポイントとなります。サイズは胸肩~頭、風は北東のオフショア。コンディションは「アウトはトロ速く、ミドルからはつながり気味な速いブレイク。波と場所を選べば、ショートは切れ目から走ってリップアクションを含むライドが十分に可能で、ロングはうねりから乗ってアクションを入れたライドができます」となっていました。
残念ながら当日の映像はないのですが、天気図は下記のようになっています。
菜種前線を挟み、沿岸では北東、沖合では南西風となります。北東のオフショアによって整った状態で沖合の南西風による波が反応していた、となります。
そして、栄えある1位は、1月12日午後3時ころの京都・八丁浜となりました! サイズは肩頭たまにオーバーヘッド、風は南西からの微弱のサイドオフ。コンディションは「アウト〜ミドルでのライト方向を中心とした形の良いブレイク。インサイドは流れが入ってハードなものの、チューブもあり、エキスパートや上級者なら十分ライド可能」となっていました! 残念ながら同じく当日の映像はないのですが、天気図は下記のようになっています。
寒冷前線が通過して冬型の気圧配置となって北寄りの風・波が強まり、一瞬の風が落ち着いたタイミング、ということになるのでしょうか。
さて、ただいま、台風シーズンとなる7~9月の波も統計・集計中です。次回は、7~9月のベストウェーブをお届けする予定です!