唐澤予報士のウラナミ『準備完了中!!』

唐澤予報士

唐澤予報士
唐澤予報士:1991年、沖縄でサーフィンを始める。(スノーボードも開始)  1993年、初めてフルマラソンを完走。1999年、気象予報士資格を取得し登録。現在に至り、一児(娘)の父です。

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このウラナミを書いているのは9月26日で、まだまだ台風シーズンの真っただ中にあり、台風24号のうねりにも期待!! といったところですが、そろそろ別のシーズンが近づいてきました。そう、雪山のシーズンです。

9月25日に気象庁より寒候期予報と呼ばれる12月~2月の4か月予報が発表されました。この冬は、一言でいうと「暖冬」となります。気温は、東日本では平年並か平年よりも高く、西日本・奄美・沖縄では平年よりも高い予想です。また、降水量は東・西日本、奄美沖縄ではおおむね平年並で、東日本の降雪量は少ない見込みです。

この暖冬の原因は、日本付近で偏西風(ジェット気流)が北に蛇行しており、平年よりも位置が高いため、寒気が流れ込みづらくなるためです。また、いわゆる南岸低気圧は、この偏西風によって移動するので、太平洋側では低気圧によって波が上がる機会が多くなるかもしれません。一方、日本海側では寒気の流れ込みが弱く、北西の季節風によって風波が強まるのは平年よりも少なくなるかもしれません。

た・だ・し、北日本は、この暖冬とは無関係となりそうです。北日本においては寒気の流れ込みは平年並となり、気温・降水・降雪量は平年並となりそうです。ということは、北海道の山では、例年のように良い雪がボチボチの量で降るはず!! 現に、大雪山黒岳では、観測史上最速の8月に降雪があり、同じく大雪山旭岳ではつい先日に初冠雪となりました。今年の冬もパウダースノーに期待できそうです。

ということで、まだまだ台風の波を期待しつつも、頭の中は少しずつですが冬山モードに移行!! 着々と冬のシーズンに向けて準備を始めています。まずは、スノーボード。昨年に購入した板にはしっかりとベースワックスを塗り染み込ませている最中。
 
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シーズン突入までに、この作業を数回繰り返してソールの状態を仕上げます。そして、新しいウェアを購入。昨年度のモデルながらも耐水および透湿に優れたGORE-TEX素材でできた高品質のウェアをゲット!! 徐々に冬に向けての準備を進めている最中です。

でも、決して遊んでいるばかりではないんですよ。雪山に行くとなると、交通費・宿泊費・リフト代などで多くの費用がかかります。妻もスノーボードをして、娘もスキーをします。当然しっかりと毎日の仕事を頑張りつつ、節約の日々を過ごさないといけません。(あと、12月には今年最後のフルマラソンとなる湘南国際マラソンが控えているので、走り込みもしないとね!!)

 
 

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