唐澤予報士のウラナミ『八丈島ではなく、八畳の亀!!』

唐澤予報士

唐澤予報士
唐澤予報士:1991年、沖縄でサーフィンを始める。(スノーボードも開始)  1993年、初めてフルマラソンを完走。1999年、気象予報士資格を取得し登録。現在に至り、一児(娘)の父です。

アーケロン タイトル写真

先日のとある休日。東京都内で所用があったため、ついでに上野公園の国立科学博物館に行ってきました。

目的は特別展である『深海』を見ること。気象予報士であり、一応学生の時に海洋学を学んだ自分にとっては興味がないはずがなく、前から「行こう」とは思っていたので、念願の見学となりました。しかし、行ったのが、晴れの土曜日、そして閉展一日前ということもあり、前売り券を購入していたにもかかわらず特別展の入場は何と2時間半待ち!

別件の用事の開始時刻には間に合わない。しかし、前売り券を買っていたこともあり、どうしても見たかったので2時間半待つことを覚悟。では、その時間をどうやって過ごしたかというと、国立科学博物館の常設展を見学したのでした。

その、国立科学博物館の常設展ですが、時間つぶしで見学したつもりが、想像以上に面白い!! 待ち時間の2時間半ではとても足りないくらい!! 小難しい知識が必要ではなく、大小や動植物・鉱物などのさまざまな標本や化石などがあり、興奮しっぱなしでした。特に、恐竜の化石の多さ・大きさには大興奮で、(今でも好きなのですが)子供のころに返った気持ちでした。

恐竜ではないもののビックリしたのが古代の亀の化石!!

アーケロン 文中

約7500万年前に生息していた「アーケロン」という巨大な亀。全長約4m、甲長2.2m、頭骨長約80㎝、全幅5m弱。体重は2トンにも達したと推定されています。学名は「統治する亀」を意味し、中国名では「帝亀」ということですが、まさにその言葉通りの威圧感!! しばらくの間立ち止まって眺めてしまうほどでした。

その他にも、ティラノサウルスの化石や、忠犬ハチ公・南極から生還した樺太犬ジロのはく製など、一見する価値のあるものが大量に展示されています。波のない休日には、上野探索することをお勧めします。

なお、2時間半待った『深海』展ですが、興味のある方は是非と言いたいところですが、すでに終了しています……。

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