上條将美のウラナミ『スーパースター現役後』

上條将美

上條将美
上條 将美:小学生4年から全日本選手権で連続入賞し、ジュニアで優勝、世界選手権に日本代表で2度出場後、19歳でプロになり、20年間にわたってシードをキープし、2012年に引退。最高ランキング5位。2011年サーフレジェンド入社。

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皆さんこんにちは、上條将美です。
夏全開、そして待ちに待った台風スウェルも入るようになりましたね!!

さて、先日、イベントでオッキーことマーク・オキルーポ、そして、カラニ・ロブと会うことができました。と言っても特に知り合いだとか、ましてや友達でもなんでもなく、一メディアとしてですが。

ここで自分なりに2人の紹介を簡単にしたいと思います。
オッキーはオーストラリア出身で、自分が彼を初めて知ったのは、当時「丸井プロ」という大会のとき。新島で行われ、そこでおそらく17歳だったときに決勝まで進み、その1~2年のうちにはサイズがかなりデカかったパイプラインマスターズでも優勝。センス溢れるスタイルと、キャラクターでその当時トム・カレンと人気を二分していました。
また、数年ツアーをドロップアウトしていたものの、カムバックしてその当時ワールドチャンピオンを連取していたケリー・スレーターを止めてワールドチャンピオンになりました。

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一方のカラニ・ロブはハワイ出身でケリー・スレーターやロブ・マチャド、シェーン・ドリアン達などとニュースクーラーと言われ、テールスライドやエアーなどその当時新しかったテクニックを武器に活躍し、テイラー・スティール作品でその当時流行ったメロ・コアという音楽とともに社会現象と言っても良いほどの影響を与えた人物です。

プチ自慢ですが、一度だけカラニ・ロブに勝ったことがあります。
と言っても彼が小学6年生のころ、自分は中学3年の時。その当時からすでに彼は有名で、当時のスポンサーだったローカルモーションが千葉・鴨川の大会に連れてきていたときです。ただ、その後は比べるのも失礼なほどの差がつきましたが。

イベントでは、オッキーは相変わらずお茶目な感じで、カラニはおじさんになっても若くヤンチャ感があり、ほぼ同世代の自分としては、そんな彼らがサーフィン業界で元気に頑張っているのを見るのは、他人事ながらうれしい気分になりました。

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