【五十嵐ツトムのCTツアー観戦記】回想編 |2017年CTポルトガルでの五十嵐カノア対ジョエル・パーキンソン<エピソード1>

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ペニーチェ, ポルトガル 2017 -

五十嵐カノアの父ツトムが、試合に帯同して父親目線で観たリアルで愛のあるツアーレポート。
2017年ポルトガルで行われたCTラウンド3での「五十嵐カノア対2012年の世界王者ジョエル・パーキンソン」マンオンマン対決のエピソードをお伝えする。
Text & Photo by TOM IGARASHI | Movie by WSL & BILLABONG


Joel Parkinson vs. Kanoa Igarashi – Round Three, Heat 9 – MEO Rip Curl Pro Portugal 2017 #WSL

カノアはCTサーファーになり、CTで戦うようになり、ケリーさん、ミックさん、タジさん、それと今回のエピソードでご紹介させていただくパーコさん。こんな素晴らしい尊敬するサーフヒーロー方達と同じ土俵で戦えるうれしさ、怖さ、様々な気持ちで、全力全開で胸を借りる気持ちでヒートに望んでいたと思います。
パーコさんがCTにクオリファイしデビューしたのが2001年です(カノアがまだ4才の時)。そして2012年に世界チャンピオンに輝いた。こんな憧れの超スーパースターと同じヒートで息子が戦うとは。幸せ。

想像はしていましたけど、実際に会場(現場で)で対決を目の当たりにできる幸せ、当時カノアはまだ十代でパーコさんのCTキャリアは18年。カノアの歳と同じっす。笑

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Joel Parkinson Announces Upcoming Retirement | Billabong

そしてパーコさん2018年で引退。
わずかな時でしたが憧れのスーパースターと二人きりでゼッケンを着けて戦えたことをとても光栄に感謝の気持ちとともに…一生忘れることは無いと思います。

いつも私たちはCTで大先輩方々の様子を後ろの方から、身の振る舞い方や道具のひとつひとつ、そして試合(ヒート)前のルーティーンなどを拝見させていただいてます。なにしろスターの方達のオーラが凄いんですよ。近ずけないっすね。本当に良い勉強をさせていただいてます。
このパーコさんは。。。

エピソード2へとつづく

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