竹内予報士のウラナミ『モルディブボートトリップ(前半)』

竹内予報士

竹内予報士
大学時代に気象学を専攻し、気象予報士を取得。その後IT企業に十数年勤めた後、サーフレジェンドに加入。サーフィンと釣りとバックカントリースノーボードがライフスタイルです。 サーフィンはショートボード(歴15年ぐらい)、釣りは小学校時代のバス釣りから始まり今はオフショアでのルアー釣りが中心(真鯛、太刀魚、青物など)、バックカントリースノーボードは谷川岳や平標山、白馬、立山などで活動しています。

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こんにちは。竹内です。
このウラナミを書いているのは11月中旬。
少しずつ西高東低の気圧配置の頻度が多くなり、サイズアップする地域や気温・水温など、徐々に冬に近づきつつある感じですね。

さて、自分は10月の下旬に海外サーフトリップに行ってきました!
しかも人生初のボートトリップです!
千葉県鎌ケ谷市にあるサーフショップ『oceanzone』の時田オーナーが企画して声をかけてくれて、嫁に相談する前に『行きます!』と返信してしまいました。笑
時田オーナーとはサーフショップとメンバーの関係でもあり、冬は一緒にバックカントリーに行く仲間でもあります。
そんなオーナーが声をかけ、総勢11人のボートトリップとなりました。

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行き先はというと、モルディブです!
モルディブといえば水上コテージを想像する方も多いと思いますが、今回はボートトリップなので水上コテージにはお世話にならず。
期間は、日曜に出発して翌週の日曜に帰ってくるという感じで、ちょうど1週間でした。

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自分は海外サーフトリップはハワイしか行ったことがなく、そのときは現地でレンタルしたので、まずはボードケースを買うところからスタート。
オンフィンのフィッシュとショートボードを2本持ち込むことにしました。
で、オンフィンのパッケージがめちゃめちゃ面倒だということを初めて知りました。笑
航空会社にもよると思いますが、空港でのサーフボードの取り扱いは結構酷いらしく、凹んだりヒビが入ったり、場合によっては折れることも。
特に、オンフィンは圧がかかって折れることもあるらしいです。
なので、オンフィンを守るよう発泡スチロールを切り抜いて真ん中に詰めたり、オンフィンをガードするクッションを巻いたりしました。
結果、自分の板は大丈夫でしたが、一緒に行った仲間の板が大きく凹んでヒビ割れていました。。。

さて、日曜朝に成田を出発し、途中スリランカのコロンボでトランジットし、日曜の夜にモルディブのマーレ空港に到着しました(時差があるので実質10時間ぐらいのフライト)。
マーレ空港には船が発着できる港が隣接されており、空港から歩いて1分でボートに乗り込みました。
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今回お世話になったメインボートがこちらです。
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1階部分(船の中)に寝泊まりする部屋があり、2ベッド+シャワー+トイレ付きの部屋が8部屋程ありました。
2階部分(メインフロア)は食事処や調理場、操舵室などがあり、3階(屋上)はリラックスチェアなどがありました。

今回準備してもらったボートは全部で3つあり、上記のメインボート以外に、板を常時載せておく小型ボート(ドーニー)と、ポイントまで送ってもらったりピックアップしてもらうときに乗る大きめのゴムボート(ディンギー)があります。
効率よくサーフィンするためによく考えられたシステムだと思いました。

モルディブには色々とサーフポイントがあるようですが、今回訪れたのは北マーレ環礁です。
まずはマーレから10kmほど北に位置するヒマヒューシ島付近にメインボートを停泊させ、そこからドーニーを使ってポイントまで送迎してもらうこととなりました。

この拠点から狙えるポイントはジェイル(ライト)、サルタン(ライト)、ホンキース(レフト)という所で、首都マーレからも近く、モルディブではメジャーポイントとなっているようです。

今回はジェイル(ライト)、サルタン(ライト)で入りました。
トリップ前半は波のサイズが腰腹セット胸くらいとかなり小さめだったということもあり、日本以外からのボートトリップのビギナーの方達も多く入っていて、プチ湘南のような感じでした。笑

ただ水の綺麗さは半端なく、今まで入った海の中で間違いなくNo.1の綺麗さでした。
モルディブは環礁の島々でできており、流入河川がなく、濁った水が入りにくいことが要因のようです。



ショルダーが透けてボトムのリーフが丸見えです。
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千葉県太東ビーチをホームとするサーフボードブランド『SURFID(サーフアイディー)』のシェイパーKENJIさん。
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ジェイルポイントでの夕陽。
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船上での食事の様子。
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そしてボートトリップということで、日本からMY釣り道具を持ち込みました。
南国と言えばGT(ジャイアントトレバリー)が有名で、ここモルディブでもGTのツアーもあるようでしたが、専用のゴツいタックルが必要だし今回はあくまでサーフトリップメインなのでGTは断念。
その代わり、事前情報では夜になると船の常夜灯にアオリイカが寄ってくると聞いていたのでイカ用のルアー(エギ)と、あとは停泊している船から小型回遊魚を狙う用に30gほどのジグ・バイブレーション、そしてタックルは日本のボートシーバス用(ボートからのスズキ釣り用)を持ち込みました。

最初に停泊したポイントが水深30mぐらいの所で、30gのジグ・バイブレーションを投げるのにはちょうど適していたので空き時間にやってみると、サクッと釣れました!
こいつは南国のアジ系の魚。ボートのシェフにソテーにしてもらいました。
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こいつは南国の鯛系の魚。カルパッチョにしてもらいました。激ウマでした!
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鯛を釣ったシーンを後ろから撮影してくれていました。



サーフィンして釣りして酒飲んで寝る、という最高に幸せな時間を過ごしました。
後半に続きます。

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