【ショーイチ企画】パプアニューギニアトリップコラム Vol.1

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「一生に一度、乗ってみたい波、サーフィンしたい場所」に応募して、【当選】メールを頂いてから、コロナの影響で2年と8か月後に実現したサーフトリップ。
そこまで中止にせず、実現させてくれた㈱サーフレジェンド様には感謝しかありません。
ありがとうございます!

まさに一生に一度体験できるかどうか。と言う事が沢山経験できるサーフトリップでした。

私が選んだ場所は『パプアニューギニア』。

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とても良い波で、貸し切りでサーフィンができるという噂を聞いたことがあるからでした。

、、、、が、ほんとに知識は無く、皆様が想像するようないわゆる「原住民」が居そうだなぁ位で、国の位置も知らないし、どんな社会で、どんな食べ物があるかなど、まったく未知でした。

ネットで調べても情報量がほかの国に比べて圧倒的に少なく感じました。予測変換では「パプアニューギニア」と入れると『治安悪い』とか『マラリア』など、しまいには『人喰い』⁉などばかりで、怖ッ!と思いながら出発の日を迎えました。(後に怖いことは一度もありませんでした)

まず気になるフライトは、簡単に言うと、成田⇒マニラ⇒ポートモレスビー⇒マダン⇒車で宿(サーフポイント)という流れです。現在は直行便が無くフィリピン経由かオーストラリア経由になるそうです。旅行はすべて手配して頂いており、今回の旅行会社はPNGジャパン様でした。帰りまで滞りなくパプアの旅行が出来たのはPNGジャパンの方々のおかげでした。

我々の当日のフライトはフィリピン航空13:40成田発でした。
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早めに成田に到着してチェックインを済ませ、いざフライトへ。
飛行機は小さめで、左右に3列シートのみで乗客はとても多かったです。機内はWi-FiやUSBなどもあり、狭いけどまぁまぁ快適でした。前日、久々のサーフトリップ準備で寝不足の為、ほとんど寝ておりましたが。(笑)
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マニラに到着

トランジットの手続きを終え、空港での待ち時間。フィリピンのペソを持っていないので、クレジットカードが使えるお店でないと、買い物ができなかったです。結構な時間があるので、暇つぶしが何かあるといいと思います。Wi-Fiの電波はあるので、ひたすら携帯電話を見てる感じでした。

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パプアニューギニア、ポートモレスビーに到着

暑い。なんとも言えない南国の空気感があり、海外に来たんだ、というワクワク感がしました。通関には時間が結構かかりました。窓口が少ないのとアナログ?な感じです。

空港の外にはPNGジャパンの現地スタッフのルディさんが出迎えてくれました。パプアニューギニアの方ですが、日本語ペラペラでとても安心出来ました。

日本にも長く居て、奥様も日本の方だそうです。

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国内線の搭乗チェックインをしましたが、国内線のフライト時間が変わることが多く、最悪の場合はフライトキャンセルになる場合もあるとか。

空港内は現地の人でとても混雑しており、ごった返してました。でもパプアニューギニアの人は意外と大人しくて、人が多い割にはそこまでうるさくは無く、国民性のイメージが全然違う事に驚きました。荷物を預ける際に予定には無い、オーバーウェイトを請求されました。
※後程PNGジャパンの方が交渉して頂き、支払いはキャンセルしてくれました。
現地スタッフがいるのは心強いですね!

そして空港では両替もしました。パプアニューギニアの通貨は『キナ』で1キナ=約45円。2人で4万円分両替。

旅行全体を通して、基本的には食事は朝昼晩ついているので、ビールやジュース、他のサーフポイントに移動する場合の交通費、お土産代などで現金が必要になってきます。

今回は程よい両替額だったと思います。

次の便まで時間があるので、空港からすぐのゲートウェイホテルで食事と休憩をしながら待つことができます。

ホテルにはPNGジャパンのオフィスがあり日本人の方も駐在していて、お土産を買ったり、色々なお話が聞けます。
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ちなみにパプアニューギニアは物価が高い!ホテルだからというのもありますが、ビール 17キナ~20キナ(765円~900円)でした。自国では作れなかったりするので、オーストラリアからの輸入が多いのも物価高の一因だそうです。

長い待ち時間でしたが、ホテルのプールサイドでゆっくり過ごせました。ホテルから出る事は無いのですが、ホテルの外は治安が悪いそうです。
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国内線乗り継ぎ

搭乗時間になり、空港に戻り搭乗口に行くと、そこには飛行機に乗る人で溢れかえっていた。

パプアニューギニアは道路がすべて整備されているわけではないので、飛行機でないと行けない地域もあり、地元の人の重要な足なのだと感じました。

国内線の飛行機はもっとボロかと思いましたが、意外と綺麗でした。年季は入っておりましたが。

機内はほぼ満席状態。ここで気付きました。かなり臭いがキツイw。マスク必須でしたね。
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マダン到着

到着して荷物をピックアップします。作業台みたいな上に置かれていて、空港を出るときに、一応チケットと荷物を照合されます。適当ですが笑。

我々が泊まる、トゥピラサーフビレッジのスタッフが空港まで迎えに来てくれました。
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TOYOTAのランクルで天井にサーフボードを載せて、自分たちが乗るシートは簡易シートで、座り心地はパイプ椅子の様でした。

日本から長いフライトと待ち時間を耐え抜いて最後の試練、パイプ椅子に座りながらチョーでこぼこ道を約2時間ドライブ。

車内のどこかにつかまっていないと、体がバウンドしちゃいます。が、気付いたら寝落ち。あの状況で寝られる自分を褒めたいと思います。笑
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トゥピラサーフビレッジに到着!

到着すると入口にスタッフが待っていて、花の飾りとココナッツジュースで歓迎してくれました。

その後、今回我々が宿泊する建物の案内をしてくれました。ポイントは目の前との事で、波の音はするのですが、夜の為、暗くて見えません。

明日の楽しみにしたいと思います。パプアニューギニア人は基本的に英語が喋れる方が多いです。

ですので、少し英語を喋れると良いですね!私は全く喋れませんが笑。

同行してくださったサーフレジェンドの和田さん(英語喋れる)のおかげでとても助かりました。

英語なので翻訳等出来ればそこまで問題はなさそうです。
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今回のゲストは我々のみ!

と言う事で海も貸し切りとの事。楽しみです。

食事を済ませて休憩。食事はとてもおいしい!味付けは問題なく普通に食べられます。

私は何でも食べられるから大丈夫ですが、好き嫌いが多い方でも安心だと思います。

そして蚊帳のあるベッドで就寝しました。

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トゥピラ村での一日目

朝、起きたら、立地の良さにビックリしました。前日は夜到着で辺りが何も見えなかったのですが、建物が建っている場所はポイントの目の前の砂浜、海まで10歩くらいでした。

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朝は7時から朝食で、パプアニューギニアの木の楽器みたいなので、知らせてくれます。昔行った八丈島でもそのスタイルがあったなと思い出しました。

朝食を済ませて、波チェック。と言っても目の前なので常に状況は見える感じです。
風が入っていて見た目はあまりよくなさそうだが、全然出来そう。波伝説の情報だったら、△40点て感じ。貸し切りだし、ロータイドのため、少し様子を見る事にしました。

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サーフィンは村の人が一緒に入ってくれて、エントリーポイントやリーフの場所、波待ちのポジションなどを教えてくれるので、安心でした。

今回はドミニクさんとアリさんがガイドしてくれました。

二人ともボロボロのボードで波を乗りこなしていて、身体能力の高さに驚きます。そしてみんな裸足。

ザクザクのリーフも普通に歩いてきます。まるでラジアルタイヤのような足の裏。

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風が少し収まってきたので、海に入ることにしました。パプアニューギニアに来て初のサーフィン。ここにたどり着くまで長かったなぁ。

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波のサイズは腰~腹セット胸位でした。
滞在中はほとんど腹~胸セット肩位のサイズでサーフィンできない日は無かったです。

今回行かせて頂いたポイント、『トゥピラ』はライトオンリーのブレイク。

リーフブレイクですが、メローな波も早い波もあり、初級者から上級者まで楽しめる波質でした。インサイドまで乗りすぎると、リーフが出ているところもあるので注意。

右側奥ではチューブになっている波もありましたが、ガイドのドミニクいわくとてもシャローだからやめとけとの事。上級者の方ならもしかしたら?いけるかもしれません。

水温はかなり高く、水着だけでいけます。

基本的にはハイタイドの方がセットの波が切れて、乗りやすい波でした。ロータイドでもそこまでリーフは気にならなかったです。

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ただし!日差しも強いので、日焼け対策をお忘れなく!

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こんな感じでエントリーと上がるときに岩を歩くので、リーフブーツは必須でした。海の中ではリーフにあたることはなかったのです。

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上がるときに膝をぶつけて流血しました。

パプアニューギニアの海やリーフでのケガは絶対に消毒は必要です。今回マキロンしか持って行ってなかったのですが、和田さんが塗り薬の消毒薬を持っていてとても助かりました。

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トゥピラではWSLのロングボードの試合も行われたことがあるそうです。その記事が載っている雑誌が置いてあります。

2008年に日本人として初めてプロサーファーの吉川さんや山浦さんたちがトゥピラでサーフィンに訪れた。そこから日本とのサーフィンの繋がりが始まり、その後も何度も交流を重ねているそう。

村人は今でも彼らをリスペクトしている。みんなが来るたびにヨシカワ・・・ハヤト・・・シンペイ・・・ムネ、などの話になった。

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トゥピラ周辺には4箇所のポイントがあり、ビーチが1つだけある。

車で1時間ぐらいのポイントが1番遠いポイントになるがドライバーを雇っていく必要があり、ドライバーを雇って1日で1人50キナ 2人で100キナ(4500円)

1ヵ所のポイントはロックなどがとても危険でハイレベルの人でないと難しいとのことでした。

もう1つはアウトで割れるためかなりの距離をパドルしなくてはいけないとのこと。

色々と探検したくなりました。

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初日から良い波で、海上がりの冷えたココナッツジュースは最高に美味しかった。

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調味料も豊富です。

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ビールは2種類
SP 10キナ
エクスポート 12キナ

続く。

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