米山予報士のウラナミ『鳥にも都合がある』

米山予報士

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サーフィンが趣味で、湘南を拠点に波情報をお届けする仕事をしています。 サーファーの皆さまが安心して海を楽しめるよう、役立つ情報を提供することを心がけています。 皆さまのサーフィンライフがより充実したものになるよう、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

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こんにちは。

湘南の海岸で地引網を見ていて、少し気になっていることがあります。IMG_2738

魚が浜に揚がったあと、トンビやウミネコがたくさん集まってくるときと、そうでもないときがあるのです。魚を目当てに来ているのだろうとは思いますが、それなら毎回集まってきてもよさそうなもの。鳥たちの出勤日でも決まっているのでしょうか。

もちろん、そんなことはないはずなので、少し調べてみました。

まず、私たちから見て「魚がある」ことと、鳥にとって「食べられる魚がある」ことは、少し違うのかもしれません。魚がたくさん揚がっていても、人が手に持っていたり、すぐに容器に収められたりすれば、鳥がありつけるとは限りません。魚の量だけでなく、おこぼれを得られるかどうかも関係していそうです。

また、その時間に鳥がどこにいるかも気になります。近くにいなければ、魚が揚がっていても、すぐには集まれないはず。別の場所で食べ物を探しているのか、すでに食事を済ませているのか。こちらからは、そのあたりの事情までは分かりません。

季節による違いもあります。ひとまとめにカモメと呼んでしまいますが、実はほとんどがウミネコなんです。カモメは渡り鳥で、秋~冬になると日本へやって来る種類もいます。同じ海岸でも、季節が変われば顔ぶれや数が変わるということです。

結局、私が見た日の違いが何によるものだったのかは、まだ分かりません。魚の量だけを見て答えが出るほど、単純な話でもなさそうです。

次に地引網を見かけたら、鳥が集まり始めるタイミングや、魚をどう扱っているかも、少し気にしてみようと思います。波を見に来たはずが、鳥の動きばかり追ってしまいそうですが。

それにしても、集まっている日より、来ない日の事情の方が気になります。今日は別の場所の方がよかったのか。鳥に聞けたら、案外あっさり答えが出るのかもしれません。

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