米山予報士のウラナミ『夏の涼しさ対策』

米山予報士

米山予報士
米山予報士/大学を8年で卒業。その間、勉強などせず、山と海で遊ぶか家に引きこもっていました。当然、就職などまともにできるはずがなく、社会人経験もゼロ。なのに30歳になってしまいました。ただ、山のおかげで天気図に興味をもち、サーフィンをやっていたから気象予報士になれたと思います。サーフィンと気象、波情報の業務を精一杯頑張りたいです。

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梅雨が終わり、夏の日差しが強烈になってきましたね。まさに夏本番といった感じで、朝や夜でさえ蒸し暑い日が続き、日中は海に入る以外は外出するのも大変です。

夏を少しでも涼しく過ごすために、さまざまな工夫をすることが大切です。私は毎年、冷たいシャワーを浴びたり、冷たい飲み物を飲んだりする程度でしたが、この夏は会社からファン付き作業着を支給してもらいました。これを波チェックの際に着用するようにしています。

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夏の波チェックは、日差しだけでなく砂浜からの熱波も凄まじく、まるでサウナに入っているかのように感じることがあります。汗が蒸発しにくいため体温も下がらず、ファン付き作業着を着用する前は、「今日は暑過ぎて厳しかったな」と感じる日も少なくありませんでした。

ファン付き作業着にはいくつかの重要な利点があります

効果的な冷却

ファンが外部から新鮮な空気を取り入れるため、常に涼しい空気が服の中を流れ、体温を下げることができます。

エネルギー効率

エアコンと比較して非常にエネルギー効率が良く、持続可能な冷却方法として注目されています。

可搬性

バッテリー駆動のため、どこでも使用でき、特に屋外での作業や移動が多い人々にとって便利です。

多用途

建設現場、工場、農作業、アウトドア活動など、さまざまな環境で利用できます。


使った感想としては、ファンのみでは少し物足りず、保冷剤を入れると全然違うのかと感じました。凍らせた保冷剤を背中に二つ入れ(保冷剤を入れるためのポケットがあります)、なるべく冷たい空気を扇風機を通して体に送り続けることで、体温の上昇を防ぐことができます。

また、動いている時よりも、止まっている時に涼しい風を感じるので、釣りのように動きの少ない活動をしている時には特に効果を感じることができるでしょう。屋外でのスポーツ観戦などにも向いていると思います。

さまざまな工夫をして暑い夏を少しでも快適に乗り切りましょう。

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