米山予報士のウラナミ『ウエットスーツとパドリング』

米山予報士

米山予報士
米山予報士/大学を8年で卒業。その間、勉強などせず、山と海で遊ぶか家に引きこもっていました。当然、就職などまともにできるはずがなく、社会人経験もゼロ。なのに30歳になってしまいました。ただ、山のおかげで天気図に興味をもち、サーフィンをやっていたから気象予報士になれたと思います。サーフィンと気象、波情報の業務を精一杯頑張りたいです。

yone1021

皆さん こんにちは。

だんだん秋らしい日が多くなり、ウエットスーツが必要な日が増えてきましたね。僕は昼間はトランクスにタッパーの時もありますが、朝・夕はスプリングやロンスプを着るようになりました。

これからすぐにジャーフルを着る季節になりますが、ウエットスーツを着ると裸の時に比べるとパドリングがきつくなるのが嫌ですよね。特に真冬はウエットスーツを着るだけでも苦労するほど体がガチガチになり、肩を回すのがきつくなります。
僕はロングボードをメインにショートボードも時々やりますが、たまにショートに乗るとロングの時と同じようにパドリングするだけでは進まないので、非常に苦労します。
そのため、楽にパドルをする方法がないのか、サーフィンの動画を見たりして研究をしています。最近はサーフィン上級者のYOU TUBERが増えて参考になります。

それらを踏まえた上で、現在、自分が行っているパドル方法は二つあります。
一つは沖に向かってパドルをする時のバージョンです。沖に出る時はいかに疲れず、早くゲッティングアウトをしたいので、スムーズにパドリングできるかどうかが重要だと思います。そのため、ボードの下に手を入れ、なるべく同じリズムでこぐようにしています。この方法は一般的に知られているので、おそらく皆さんも同じだと思うのですが、ボードの下に手を入れたほうが水の抵抗が少ない気がします。あとは、なるべくひとかきを大きくして水をたくさん流せるようにしています。

もう一つはテイクオフをする時です。テイクオフの時は一番力を使うので力一杯こぎますが、なるべく腕を水に深く入れて、手と腕をフルに使ってパワーが得られるようにしています。この方法はバリで大きい波をなかなか掴まえられなかった時にガイドに教えてもらいましたが、深くこぐことを意識すると多くの水に手と腕の力が伝わり、テイクオフが速くなると思います。

とまあ、色々考えながらやっているのですが、パドリングの速い人を見ると自分とは違いすぎるので、本当にコツなんてあるのかと思っちゃいます・・・。これからの寒い季節の分厚いウエットスーツに負けず、波をたくさんキャッチできるようになりたいですね!

※台風15号・19号により被害に遭われた方々とそのご家族、関係者の方々に心よりお見舞い申し上げます。

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