米山予報士のウラナミ『なんでこんなコンディション』

米山予報士

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米山予報士/大学を8年で卒業。その間、勉強などせず、山と海で遊ぶか家に引きこもっていました。当然、就職などまともにできるはずがなく、社会人経験もゼロ。なのに30歳になってしまいました。ただ、山のおかげで天気図に興味をもち、サーフィンをやっていたから気象予報士になれたと思います。サーフィンと気象、波情報の業務を精一杯頑張りたいです。

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1月22日。大雪が降った日。僕はちょうど波チェックをしていました。午前6時ころに会社のある辻堂を出発し、チェックの1順目はまだ曇り。意外と降らないのかな~と思っていたら、次のチェックマンの情報では茅ヶ崎辺りから大粒の雪となっていました。

一度休憩し、午前10時30分ころから2順目のチェックに向かうと、鎌倉は弱い雨だったものの、藤沢・茅ヶ崎で雪へと変わり、西湘では吹雪になっていました。

そんな中、辻堂をチェック。うねりは強い北~北東風に抑えられて全くなくても、サーフィンを始めたばかりのようなカップルサーファーがいました。砂浜でボードの横に立って記念撮影をしたり、勢い良く海へパドルアウトしていったりと、見ているとこちらも楽しくなってくるような雰囲気。

こんな時、チェックしていて良かったな~と思います。
皆さんもサーファーを見ていて嬉しくなる時ってあると思うのですが、僕の場合は少し変わっているかもしれません。
大雪の時に自転車やバイクで波乗りへ向かう人や、極強いオンショアの時に風をかわす所で入っている人など、一般の人から見たら『なんでこんなコンディションでサーフィンするの』という時が多いような気がします。

1月25日は最強寒波が襲来し、湘南大橋の気温計が-4℃になりました。そんな中、朝一からサーフィンをしている方を見かけました。体調に気を付けていただきたいと思いますが、あしたはどんなサーファーが見られるのか楽しみです!

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