映画『男はつらいよ』シリーズ第一作目の上映から50周年。
22年ぶりとなる、シリーズ最新作『男はつらいよ お帰り寅さん』の年末の劇場公開に先立ち、過去のシリーズ全49作が4Kデジタル修復されました。
35㎜のオリジナルネガから一コマずつ修復し、なんと1作品あたり200~500時間もの時間がかったそうです。
そして先日、修復された過去の作品のうち数作を、期間限定で復活上映していたので、大好きな寅さんを初めてスクリーンで鑑賞してきました。
今回鑑賞した作品は第32作『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』です。
私の中ではシリーズの中でも上位に入る名作です。マドンナとして出演している竹下景子さん(第38作・第41作にも出演)は歴代のそうそうたるマドンナの中でも抜群に美しいです。
そんな作品ですが、公開は1983年。
36年前の作品ですが、20代~おそらく80代まで老若男女問わず訪れていました。
皆さん寅さん好きなので、上映中は同じところで声を出して笑いながら見ることができ、会場がひとつになっており、話に聞いていた昭和当時の映画鑑賞のような貴重な体験でした。
そして、上映終了後は、竹下景子さんのトークショー。
撮影時や、渥美清さんとの思い出など貴重なお話を聞きつつ、66歳になっても変わらずきれいなままの竹下景子さんに見とれていたらいつの間にか終了しましたが、思い出に残る一日となりました。
波のない休日は男はつらいよ鑑賞。49作ありますので、秋の夜長にぜひ見てみることをオススメします。
それではまた。