waka☆=のウラナミ「とっさの判断力と救出劇」

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その場面は突然訪れました。まさかの海で溺れている方と板の救助でした。
波伝説スタッフは定期的に普通救命救急講習を受講していますが、実際のところ自分ができるかどうかは不安でした。

その日の波は胸肩~頭前後くらい。波が上がると言われていた10月7日(土)の湘南でした。
セット間隔があり、出ようとすれば出られてしまうコンディション。流れは西に向かって強く入っていて、速い波でした。ダンパー気味と言えばそうだけれど、乗れるととても良い波でした。
私は、たまたま一本長く乗れて元の位置に戻りたかったのですが、流れが面倒だったので、一回上がってリエントリーしようとした時のことです。サーフボードだけが浮いていて流されているのを発見しました。

あれ???変だな???

と思っていたら、友人が何か大声をあげながら海からあがってきたようでした。でも、その時私には全く聞こえませんでした。

その友人は、波に乗っている時に無人のサーフボードを見たとのこと、それは丁度私が変だな~と思っていた板のようでした。

その板はみるみる流れに乗って西に流されていくので、まずは追いかけて取りに行こうと思いました。が、全く追いつかなかったので、たまたま流れていた板の近くに顔見知りのロングの方がいたので、大声をかけてボードを留めて(とどめて)もらうことができました。何とか板は無事でしたが、じゃあ人は???と思い、私と友人はキョロキョロとあたりを見渡してみましたが、手前はスープが多くなかなか見当たりません。

探しているうちに、元にいた位置よりだいぶ西に来てしまっていたので、戻りつつ探していると、ショートの友人が溺れそうになっていた方に板を掴ませ、やっとのことで陸にあがってくるのが見えました。 
この間だいぶ時間が経ったかのように思われますが、とっさの判断力が問われる、短い間の出来事でした。

その方はどうやら板が足から離れて、追いかけようとしていたところ足がつってしまったようで、溺れそうになり「助けて~助けて~」と叫んでいたところ、運よく発見され、救助した友人は周りを見渡せば俺しかいないし、という状況だったのでサーフボードを掴ませて岸まで泳いできたとのことでした。
この出来事はホントに数分間のことだったと思います。

連携プレーがうまく行き本当に溺れなかったのは幸いでしたが、
皆様は自分が困った時に「助けて~助けて~」と手を振ることができるでしょうか?
また、自分が救出する側でとっさな判断はできますでしょうか?

できればこのような出来事には遭遇したくはありませんが、その時できることをやりきりたいと思いました。

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