吾輩は猫でもなければ犬でもなければ特別保護種でもなく、気がついたらオッサンなのであった。
そんなオッサンが4人集まって、「久々にトリップに行こうよ〜っ」ということに。
最初は金欠を理由に断っていたものの、人生の逃避行の旅に出る前に、たまにゃ無理してでも行くかってことで、久々のエアプレーンに乗って7月下旬に宮崎へと3泊4日のトリップへ向かったのだった。
宮崎市内にSTAYし、木崎浜が今一だったため、当時のコンディション的に△50が付いていた小倉が浜に高速で通って、夜は街を飲み歩くというまさにオッサンスタイル。
初日は腰〜胸サイズのFUNサーフコンディション。
潮が合っていたら、もっと良い波なんだろうなと翌日へ期待。
2日目は、台風10号が接近中にも関わらず、意外に波が小さくなったために朝は波乗りをスルーして、晴天の日を狙って元々行くことにしていた高千穂峡へと車を走らせた。
写真で見ていた高千穂峡のブルーに澄んだ水を期待していたオッサンたちは、前夜に局地的に降ったらしい雨の影響で濁った川色に若干ガッカリしつつも、大自然が織りなす渓谷を満喫した。
近くの高千穂神社へも寄って、イオンに行かずしてマイナスイオンをたっぷり吸収し、パワースポットの神がかり的な光も浴びたのだった。
この写真、大木と共に神がかった光が差し込んでいる!
高千穂峡の道の駅にて試飲した椎茸茶がうまくて、思わずお土産にゲット。
2日目の午後に入った波が結果的にベストとなり、ややサイズアップし胸〜肩アベレージ。たまに張っている波も入り、乗れた数は少なかったものの、FUNサーフ。
宮崎のキッズたちのレベルの高さに驚きながら、ローカルピークを避けて楽しむことができたのだった。
海の底まで見える透き通った海水に、押しのある波で、宮崎のポテンシャルを実感。
そういえば、海の写真を撮り忘れた。(苦笑)
3日目、またもや小倉が浜へ向かうも、肩〜頭オーバーサイズでサイズは出たものの、風が入ってきてしまいワイルドでワイドなブレイクになって、波質はダウン。軽く入水するもさらに悪化し、ポイント移動することに。
台風スウェルを狙って日南へ向かうも、風が強く入ってストーミーコンディションで、ほぼ誰も入っていない状況のもと、結局諦めることにしたのだった。
4日目の飛行機が台風接近で飛ぶか怪しくなる可能性があったので、帰りを早めて帰路に着いたのだった。(ノロノロ台風10号サンサンに振り回された)
夜の食べ物に、芋焼酎炭酸割りが美味しく、とにかく安くて調子が良いお店がいっぱいある宮崎は、ご存じのように魅力がいっぱい。
名物である「鳥の炭火焼き」も、骨付きレア状態のものがメッチャ美味かったのが印象的。今まで宮崎には2〜3回行ったはずだけど、通常の炭火焼きしか食べたことなかったので、現地で食べれる本格的な旨さに超絶舌鼓状態。
仲間とワイワイしながら、海と食事とお酒と現地の文化を楽しむことができた久々のトリップだった。
身体が動くうちに、身動きが取れるうちに、海外はこのご時世なかなかハードルが高いので、国内の色んな所へ行ってみたいな〜と想いを馳せるのだった。