海に入っていても、まあまあ中級者レベルの人って、多いですよね〜!?
「お前が言うな〜っ」と言われてしまう前に、そうです斯く言う私も、万年の中級者レベルのままで、このまま晩年を迎えるのかと思うと、大変嘆かわしいのでありますが……。(苦笑)
万年でも晩年でも何年でも何でもええねんっ、てな訳にもいかず、とにかく少しでも上手くなりたいという気持ちでやっている人が多いのも事実。
体力や健康維持のためにとか、キープするのがやっとだよね、とか言いながらも、少しでも良い波にいつもより良い感じで乗れると嬉しい〜っし気持ちいい〜って、きっと誰もが思っているはず!?

そう、先日、社員旅行にて静波のウェーブプールを初体験してきたのであります。
ウェーブプールにて、中級者コースと上級者コースを体験させていただきましたが、透明な綺麗な水で、波の方はとっても形が良くてクリーンに割れるわけで、こりゃまた贅沢だし面白いのでありました。
ただ、海よりもデリケートと言うのか、パワーゾーンをしっかりと捉えていないと難しいというか、「オモロ難しい」という印象だったのでありんす。

そんでもって、一緒に行ったスタッフ仲間たちが撮影してくれたのですが、これがまたショック!!(笑)
誰もが自分のライディングを見ると、かなり落胆することがほとんどのパターンなのはわかっているけれど、あまりの自分の不格好さとライン取りや基本的な部分ができていないのが丸分かり。
ウェットを着ていたものの、気分は丸裸状態で恥ずかしい。(笑)
改めて、テイクオフから全て改善しないと、亀は千年、鶴は万年、俺は万年中級者というレッテルから脱却できないことを実感したのでありやんす。

とまあ、中級者がなぜ、そこの位置にいるのか。
初心者から伸びている最中であれば問題ないものの、10年も20年も30年もやっていて大して伸びていない場合は、体力云々とは別で、やはり基本的な部分ができていないんですよね……。
武井壮の練習方式ではないけど、ちゃんと正しい動作を練習しないと、誤った動作を正しいと思い込んで何千回何万回練習したところで悪い動作が体に染み付いてしまっているだけという悲しい現実。
そう、だから、まずは自分の動作がどうなっているのか、客観視できるビデオ撮影はとっても効果的。
それを修正できるかどうかは、また次の課題になるものの、まずは己を知るための一番分かりやすい動画をゲットすること。
彼女でも奥さんでも友達でも機械でもいいから、とにかく撮影をしてもらって、何度も何度も修正をしていくことが、大変だけど重要だなあ、と心から思う次第でありました。

ということで、中級者からの脱却に必要な第1段階は、ビデオを撮ってもらい、ちゃんとわかっている人に検証してもらうことが大切なはず。
逆に言えば、中級者であるということは、伸びしろしかないので、楽しみが増えるはず。
いつかきっとイーサン・ユーイングみたいなスタイリッシュに乗れる日がくるといいな、という憧れを持ちつつ、なれるわけないの意味で「憧れるのをやめましょう」(笑)