
こんにちは!
湘南エリアの波チェックを担当しているrikutoです!
さっそくですが皆さん、
「梅雨時期の波情報は当たらない」
「予想がコロコロ変わる」
と感じたことはありませんか?
実際に梅雨時期は、波情報を作成する側にとっても難しい季節です。
梅雨前線や低気圧の位置が少し変わるだけで、風向きや波のサイズ、コンディションが大きく変化することがあります。
今回は、風の予想がハズレてしまい、予想外に波が良かった6月21日(日)のコンディションをもとに、原因と対策を考えていきたいと思います。
まずは、当日の天気図、数値予報から確認!
当日は、日本海を東進する低気圧へ吹き込む南〜南西風が強まり、湘南では風波がサイズアップする見込みでした。
その根拠となったのが、以下の天気図と数値予報です。
こちらが波伝説の独自予報(WRF・SWAN)と、気象庁(MSM・CWM)の風・波予報です。

さらに、気象庁が1時間ごとに更新している「リアルタイム風予報」。
この予報は、水平計算格子間隔2kmで計算されており、非常に高精細な風予報です。
天気図、各種数値予報、リアルタイム風予報のいずれも、オンショアが影響したコンディションとなり、後半にかけて風波がサイズアップし、次第にジャンクとなる予想が立てられます。
ただし、リアルタイム風予報を細かく見ると、午前中は一時的にオフショアが吹く可能性がある?…と予想が立てられます。
では、実際の海はどうだったのでしょうか。
波チェックを通して検証していきます。
午前中の波チェック
霧雨が降るひんやりとした空気感。
リアルタイム風予報通り、風は一旦オフショアとなっていました。
結局、午前中はオフショアのままとなり、リアルタイム風予報はハズレていました。
改めて、独自予報(WRF・SWAN)と気象庁(MSM・CWM)2種の風・波予報、リアルタイム風予報を確認。
風予報はまた変わっており、更新ごとに細かい修正が入っているようでした。
午後の波チェック
天気予報通り、太陽が顔を出し、夏のような日差しが照りつけました。
リアルタイム風予報は、ほぼ東寄りの風のままで、オンショアは吹かない予想になっています。
そして、波は胸〜肩サイズにまで徐々にアップしてきました。
ただし、ヨレてまとまりに欠ける状態で、すぐ沖合では風波が反応していると感じました。
波選びに苦戦しそうだが、中上級者なら楽しめる波となり、点数的には▼30〜△40のコンディションでした。
結局、夕方になっても沿岸までオンショアが吹くことはなく、不安定ながらも北〜東向きの風にとどまりました。
リアルタイム風予報も、夕方に精度を取り戻してきました。
検証結果!
今回は、各種数値予報やリアルタイム風予報が更新のたびに変化し、風予想が難しい一日となりました。
要因としては、雨の影響で気温が上がらず、内陸に冷たい空気が溜まっていたことなどが考えられます。
このように梅雨時期は、最新の数値予報でも予想が大きく変わることがあります。
そんな時に役立つのが、「スーパーライブ!」と「レポ動画」です。リアルタイムで海の状況を確認できるため、予報だけでは読み切れない変化を把握できます。
さらに、湘南では「アメダス」の活用もおすすめです。10分ごとに更新されるため、ほぼリアルタイムで風の状況を確認できます。
辻堂アメダスは湘南沿岸の風を把握しやすく、海老名アメダスはオフショアへ切り替わるタイミングの目安として活用できます。
また、波伝説では一般的な平均風速だけでなく、10分ごとの最大瞬間風速も確認できます。
海面への影響をより反映するため、実際のコンディションを判断するうえで重要な指標となります。
このように、予報と実況を組み合わせることで、精度の高いサーフィンプランを立てることができます。













