サーフィンほど感覚に訴えかけてくるスポーツはない。
有名なサーファーの名言だったか、何かで読んだ覚えがあり、たしかにそうだなと思うこの頃。
波もコンディションもほぼ同じ。いつも使っているボードにフィンのセッティングも変えていないのに、昨日うまくできたはずのアクションがなぜか今日はうまくできない。
なんてことが皆さんにもあるのではないでしょうか。
プロ並みに経験が豊富で実力が安定していれば、どんなコンディションでも同じように滑っていて羨ましいとも思えます。
今日はうまくできなかったけど、明日こそはやってやろう。
そう思ってても、次の日になれば波がない。
練習したくても練習できないのがサーフィン。
道具と場所が揃ってても、波がなくては練習できないのがサーフィン。
陸上での練習をしても、実際に波に乗っていられるのは、ほんの数秒。
それも波に合わせて滑らないと、ワイプアウトして終わり。
できるときにサーフィンをしてても、他のスポーツより上達には時間がかかります。
週に何回やるか人にもよりますが、5年やり続けることができれば、ようやく一般サーファーレベル。
なんてことも聞いたことがあります。
僕はサーフィンをはじめて6年とちょっと。
理想とするサーフィンからは程遠く、まだまだ感覚はブレブレです。
10年も続ければ、その感覚も研ぎ澄まされてどんなサーフィンができることやら。
自分が担当する波情報の波チェックも同じ。
風の強さや向き、波のサイズから割れ方まで。
曖昧で答えがなく、どれだけ他の人との感覚に近づけられるか。
サーフィンは難しくも、自由で楽しいものだと再認識しているこの頃です。