こんにちは、MINです。突然ですが、金縛りにあったことはありますか? わたしは、睡眠時間が不規則だったり寝不足に陥りがちなためか、軽い金縛りには割りと頻繁になるのですが、先日、恐怖を感じるほどの強い金縛りを経験したので、ウラナミに書くことにしました。
金縛りが起きる原因と現象、その理由
金縛りが起きる原因をネットで検索すれば、多くの場合は「睡眠麻痺」という睡眠障害の一種であることが書かれていて、その現象の種類としては下のような例が挙げられています。
- 意識はあるのに体が動かない
- 息苦しい
- 耳鳴りがする、幻聴が聞こえる
- 声が出ない
- 幽霊が見える
- 触られる・押さえつけられているような感覚
そして、金縛りになる理由には、下記のようなことが挙げられています。
- 睡眠不足
- 睡眠分断、睡眠の質の低下
- ストレス
- 疲労の蓄積
- 仰向けで寝ている
金縛りの解除法
冒頭のように、わたしはわりと頻繁に軽い金縛りにあいます。でも、原因や解除法については調べて頭に入っていますので、「あ、金縛りだ!」と思ったら、焦らず解除法を実行し、難なく解除します。
解除方法は、まずはリラックスして体の力を抜き、指先などの体の一部分からゆっくり動かしていくことです。それによって徐々に脳が察知して、金縛りが解消していくのだそうです。
先日の金縛りは一味ちがった
先日、わたしは今までにない金縛りを経験しました。
その日、わたしは夢を見ていました。何かに襲われて手足や首をガッチリ抑え込まれて、身動き取れなくなるような、そんな怖い夢です。「何か」というのは、夢だったのでもう忘れてしまいましたが、いい歳して中二病か? と疑うような、そんな怖い夢でした。
夢の中でもがき、苦しんでるうちに、「あれ?もしかしてこれ夢か?」と思い、冷静になって目を覚ましました。
目を開けると、寝室の天井や真横に置かれた座椅子が視界に入ります。寝ぼけているのか、なんとなく視界はボヤけているものの、壁際の大型ディスプレイの裏に貼り付けてあるLEDテープの間接照明がわたしを優しくつつみ、安堵をとりもどします。
しかし、次の瞬間、今までに体験したことのないほどの強い金縛り状態になっていることに気がつき、再び恐怖に陥ります。
呼吸もままならず虫の息状態で、いつもなら冷静になって少しずつ手足の先を動かしたりするのですがビクともしません。「これは異常だ!」と思いつつ、とにかく、どこか動かせる部分を探そうと、試行錯誤しました。
しばらくすると、上体を少しだけ起こすことができるようになり、続いて指先と腕をわずかに持ち上げることができるようになってきました。
いつもなら、少し動かせるようになればすぐに解けてくるのですが、いっこうに解ける様子がありません。そこで、無理矢理でも動かす作戦に出ます。わずかに浮かすことのできる上体と腕を持ち上げ、指先で何とか腿を掴み、上体を寝かすように体重をかけて腿を持ち上げることを試みましたが、まったく動きません。
一方で、呼吸もままならない状態も続いていて、「このままではまずい!どうしよう?こんなの初めてだ!?」と、軽くパニックに陥ったその瞬間、視界がぱぁっと急に鮮明になりました。
それまでのことが嘘のように、手足は自由に動くし、息苦しいのもまったくありません。
そう、どうやらそれまでの金縛りもまた、夢の中だったのです!二重の怖い夢から覚めたわたしは、汗がビッショリでした。
金縛りが夢で良かったのですが、でもなぜか、何かに襲われた方の夢の記憶は曖昧で、金縛りにあった方は今でも鮮明に思い出せるほど記憶に残っています。もしかしたら、実は本当に金縛りにあっていて、解放と覚醒が曖昧な記憶となって、夢だと思いこんでいるだけなのかもしれません。みなさんはそんな経験はありますか?