今年のGWは良い波に巡り会えましたか?
千葉南エリアでは、地形が冴えなかったり、波が無かったり、風が吹いたりで、あまり良い波が立ちませんでした……。
それでも、潮や風のタイミングをみて何とか楽しめていたようです。
それにしても、今年の春は前線の影響で雨や曇りの日が多く、梅雨のような天気が続いていたように感じます。
そして、水温に関してはGW前にいったん18℃台になり、シーガルでも大丈夫と思った矢先、いっきに15℃まで下がってしまい、再びフル5mmに逆戻りしてしまいました。
大雨のあと、川の水が混ざる場所ではさらに水温が下がり、強いオフショアが吹いてまたさらに下がり、ブーツやグローブまで出してくるくらいの寒さになっていました。
5月17日は、久しぶりに17℃近くまで上がりましたが、前日の大雨のせいで河口のポイントではやはりセミドライがちょうど良かったです。
ネガティブなイメージの水温低下ですが、実際はこれによる恩恵もあるように思います。
海風が冷たいので、陸が快晴でも、風が冷んやりしていて気持ちが良いです。
夜、エアコンに頼らないで寝られることも(節電になる!)嬉しいです。
ところで、今年の夏は猛暑が予想されていると聞きます。
また、黒潮大蛇行が発生しているとも言われていてこれにより水温や潮位にも影響があるのだそうです。もうすでに数年続いているとのことですが……。(※ 気象庁HPより)
そういえば、先日、10年ぶりくらいに、波待ちの最中にスナメリ(背ビレのない小型のイルカ)を見かけました。
確か、以前にスナメリを見たときは、イワシの大群が千葉沖を通過して砂浜に打ち上げられたというニュースがありました。イワシを追って来たのでしょう。その時は波待ち中にイワシの大群に体当たりされてウロコまみれになってしまった記憶があります(笑)。これも、黒潮の影響だったのでしょうか……。
水温が低いとサーフィンをするのには辛いこともありますが、地球温暖化にも影響!?があったり、電気代を節約できたり、美味しいお魚を食べられたり。そして、台風の発達具合に影響があるかもしれませんが、ゲリラ豪雨など人の住む場所への被害は少なくなるかもしれないですね……。
私たちサーファーにとって、何が都合が良くて、何が悪いのか?
そんなことを意ともせず、地球には計り知れない力があり、サイクルがあり、繰り返しながら、大きくゆっくりと動いているのだと痛感させられた2024年の春でした。
〜もう少し水温が上がってからワックスを塗り替えるつもりです〜
まだ冬仕様でした……(反省)!