☆加藤のウラナミ『山陰～全九州出張報告 Vol.2』

☆加藤 2024.12.08

☆加藤

☆加藤
会社の創業者兼代表です。波乗りと海と雪山が大好きなサーファーです。地球温暖化による悪影響は、アウトドアをフィールドにするサーファーや釣り人、またバックカントリーを楽しむパウダー愛好家にとっても、ここ10年は加速度的に環境が悪化していると思います。我々は高精細な気象情報・海象情報を提供し、海を安全安心に過ごして頂けるサポート役でしたが、今後はもっと大きなテーマを考えねばならないと強く感じています。微力ながら、年々悪化している豪雨、暴風、高波浪、洪水、高潮などに対して、事前に予報して災害による被害や事故を少しでも減らせるよう精進して参りたいと思います。一方、初動負荷トレーニング®の指導提携施設を湘南辻堂と横浜東戸塚で運営していますが、気象と健康とで関わり方は異なるものの、地域住民の幸せづくりに貢献する仕事に変わりはありません。しかも日々会員さまのスマイルを直接見れることで、我々の方が逆に元気を頂ける素敵なお仕事に感謝しかありません。前期高齢者の自分が今もアクティブに活動できるのは初動負荷トレーニング®の賜物です。個人的には、サーフトリップや雪山のコラムが多くなりますが、素晴らしい自然環境の恵みを享受する喜びを少しでも皆さまにお伝えできればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

大口・二見ヶ浦を担当するTFサーフボードの平川さんは131.5cmのヒラマサをSUPで釣りました!!スゴすぎます!!!

大口・二見ヶ浦を担当するサーフリポーターの平山さんは、昨年3月末に131.5cmの大物のヒラマサをSUPで釣り上げました!!!

その後は福岡の西側のポイントをすべて視察させていただきました。
まずは、三苫・奈多を担当して頂いている「Radix福岡」オーナーの古賀さんにお会いしました。かなりしっかりとされている印象の古賀さんですが、サーフィンのレベルもNSA1級を持っているので相当なものです。

奈多と三苫を担当されている「Radix福岡」オーナーの古賀さんはNSA1級!!!

なお、古賀さんは玄界灘の波伝説の概況において、北うねりや西うねりの時にやや不満を感じてられているそうで、北うねりが遅れて入ってくる時に西うねりは他がフラットでも三苫などではサイズがある場合があるので、その点についても書いてほしいとのアドバイスを頂きました。
全国のリポーターさんへの訪問を欠かすことができないのは、実はこうした現地のリポーターさんだからこそ分かる解析やアドバイスが、訪問して初めて聞けることがあるためです。特に地形が複雑な玄界灘の海岸線などはなおさら貴重なアドバイスになります。

次に、二見ヶ浦・大口の波情報をお願いしているTFサーフボードの平川さんのお店にお邪魔しました。
サーフィン談義もそこそこに、SHOP内に飾ってあった立派な大型のヒラマサの魚拓が気になってお聞ききすると、目の前に広がる玄界灘の少し沖で昨年3月末にSUPで釣り上げた131.5cmの大型のヒラマサなのだそうです。
私はてっきり釣り船で釣り上げたものだと思い込んでいました。
釣れた時にはSUPが簡単に引っ張られるほどの強いFIGHTだったそうです。

平山さんと同様に、SUPや2馬力ボートなどでルアーフィッシングを愛好している同行の今年弊社専務となった竹内とは、その後は高度なSUP FISHINGの話で大いに盛り上がりましたが、途中からはマニアック過ぎる話に私も米山もほとんど付いていけませんでした。
それでも話の分かる竹内と出会って平川さんの話もさらに熱を帯びてきたのがよく分かり、二人とも釣りを心底愛していることがひしひしと伝わってきました。
いよいよ我々が次の目的地に出発する段になると、平川さんにこだわりの釣り道具小屋の中まで案内していただき、SUPの上に固定するお手製の機能的にまとめられたカゴや、シーアンカー、そして愛用のタックルやルアーなどを見せていただきました。
次回は、ぜひご一緒にSUP FISHINGで大物にチャレンジしたいものです。
それにしても、海岸からすぐ沖の海で130cmを超える大物のヒラマサがSUPで釣れるなんて、平川さんの釣りの腕も相当なものでしょうが、玄界灘の海の恵みに本当に感心してしまいました。
なお、平川さんにも手撮り動画の提供をお願いしましたので近日中に始まると思います。波のない時には鳥居ヶ浜の倉橋君と同様に、ぜひ最近の釣り事情についても言ってくださいと伝えていますので、アングラーの方にとってはフラットの時にこそ価値ある手撮り動画になるかもしれません。

大口TFサーフボードの平川さんご夫婦との記念撮影でしたが、後ろの魚拓が目立ち過ぎます!!!

野北ポイント側から芥屋方面の美しい海を望む、水が本当に透き通っています

残念ながら、当日は都合が悪くてお会いできなかった、野北・芥屋ポイントを担当されているコロニーサーフの山下さんですが、後日連絡を取らせていただき、今後は野北の手撮り動画も開始して頂くことをご了解いただきました。
その後は一気に鹿児島江口浜まで走って、予約していた海に近い温泉宿「薗頭荘(そのがしらそう」に宿泊しました。

久しぶりにお会いした江口浜の波情報をお願いしているガンコサーフの西村さんが、なんでそんなマニアックな温泉宿を予約できたの？と聞かれましたが、担当の米山は単にネットでレビューの良かった温泉宿だけで決めたそうです。
私からなんでまずは地元の西村さんにアドバイスを受けなかったのかと米山に“喝”を入れましたが、結果的にはこの温泉宿自体はかなり古いものの、宿のご主人と言ってもお爺さんですが、恐ろしいほどのサービス精神が旺盛で、西村さんも良く知っているお勧めの宿だったのでした。ネットのレビュー恐るべしです。
ご主人は、宿への道がとても細くて分かりづらいので、我々が来るのを見計らって坂の下まで降りて待ち構えていてくださっていました。素泊まり客にここまでするご主人は、世界広しと言えどもほぼいないでしょう。(笑)
その後も、源泉掛け流しのお風呂にはお湯を入れるタイミングがあるようで、完璧なタイミングで我々はお風呂を用意して頂きました。

翌朝も温泉風呂に入らさせて頂きましたが、その時も完璧な湯の温度で大いに若返った感じになりました。おっと、それは言い過ぎですね。(笑)
我々が早朝での出発にも関わらず、また素泊まりの料金がわずか3300円でしかないのに、ご主人のサービスで、焼き立てのトーストと熱々のコーヒーとヨーグルトが出されて、我々はもうすっかりこの温泉宿の虜になってしまいました。
別れ際に、「ネットのレビューだけは高評価をポチッとお願いしますね」と言われ、こんな古い温泉宿でも米山がここに宿を決めたように、ネットの影響はとても大きいのだと改めてネット社会の片鱗を思い知らされました。ネットで我々は仕事しているのにね。(涙)
なお、ガンコサーフの西村さんご夫妻には、今後は江口浜の手撮り動画についてもご協力いただくことが決まりましたので、近々配信がスタートする運びとなっています。
皆さまからのご要望の多い手撮り動画の提供が九州でも一気に増えてきましたよ。つづく。