東に向かってバイクで20分ほど走ると、インド洋を見渡せるビュースポットがあります。
「スンバワ波伝ハウス」着工へ
現地の大原遊君が建てている6棟のビラ(家)と中央に建てている遊君の自宅の建設を見ていたら、心の底からワクワクするものを抑えることができなくなりました。
波伝ハウスは決して大きくはありませんが、波伝説の会員さまのためのBed Room(3Bed)に加えて、サーフレジェンド社員や日本国内のサーフリポーターさん、そして波伝説ライダーやアンバサダーが使えるBed Room(2Bed)と、その間には共用スペースとしてくつろげるリビングと簡単な炊事ができるキッチンを付けるつもりです。
それぞれのBed Roomにはトイレとシャワーを付けますが、同行していた安井さんからバスタブ(お風呂)をプレゼントしてくれる嬉しい申し出を受けましたので、そちらは屋根付きの露天風呂としてテラスに作ることにしました。
アウトドアにある浴槽だけなのですが、早速私が“安井温泉”と命名したら、安井さんからは『安井温泉 旭の湯※』と最終的なネーミングが提案され、速攻で決定しました。笑笑
もちろんお湯は温泉ではありませんが、草津の湯などの粉末のものを常備しておく予定です。
※安井さんは、鶴見で歯科技工士を50名くらいを抱える「旭技巧所」を経営されているため“旭の湯”と命名されたのです。ベイサイドマリーナに釣り用のプレジャーボートをお持ちで、月に2~3回は私も東京湾に浮かんで第二海保や中の瀬辺りで、マゴチ、マダイ、ヒラメ、カレイ、アジ、サバ、イナダ(ワラサ)、タチウオ、サワラなど、シーズンと魚に応じてルアーやワームで釣りを楽しんでいます。
そして、波伝ハウスには高いボードチャージを払わなくても済むように、ファイヤワイヤー、ティム・パターソン、パット・ローソン、ウェイド・トコロ、パット・ローソンなど著名なシェイパーのガンを、6’4、6’6、6’8、7’0、7’2辺りを中心に10本くらいは揃えておいて、会員さまや関係者には格安で利用できるようにしたいです。(加藤が所有している中古の板を含む)
なお、このエリアでは美味しい料理が食べられるレストランは限定されています。
無くはありませんが、訪れる外国人の数に対してレストランの数が少ないので、往々にして人気のレストランはとても混んでいて待ち時間が長くなります。ロングステイしている外人は、予めテイクアウトで料理を頼んでおいて、時間になったらそれを持ち帰って部屋で食べている方も少なくないようです。
なので、たまには外食もありですが、夕食は遊君が日本料理を食べさせてくれるので、朝と昼ご飯は日本から持ち込んだ乾麺やレトルト食品で済ませられるよう、電子レンジはもちろんのこと、いつでもご飯が食べれるように炊飯器(日本製)も用意しようと思っています。
プロパンガスによるコンロを二つ用意し、鍋、フライパン、包丁、食器などに加えて、大概の調味料も用意しておきたいと思います。ウォーターサーバーを置いて、ドリップコーヒー、紅茶などはいつでも自由に飲めるようにしたいとも考えています。大型の冷蔵庫を置きますので、上手く活用して頂ければほとんど外食しなくても済むと思います。
裏山には、家が全くなくて緑と畑しかなく、季節になると広くトウモロコシ畑になるそうですが、私が行った6月は単なる緑地帯で牛を放牧する準備をしている時期だったようです。すぐ裏が小高い山なので、夜や朝方はオフショアが吹いてきて涼しくて気持ちが良いため、窓からそれらの風をなるべく取り込めるように、窓の配置や、窓の開く方向などに配慮したいと思います。
サーフレジェンド社専用のBed Roomには、色々な私物が置けるようにロフトを作る予定です。そこにはサーフボートはもちろんのこと、釣り道具も置こうと思っています。
安井さんからは釣り用のディンギー(小型船)を買ったらと言われましたが、まずは何度もここに滞在して波の小さい時などに海に出て釣りをして様子を見てから考えたいと思います。
テラスはかなり広く作る予定で、出来れば卓球台を置きたいと考えています。本当はビリヤード台を置きたいのですが、値段が高いのと管理が難しそうなので諦めました。日本人には卓球の方が誰もが楽しめて、また盛り上がりそう!?
一部のオーナーを除いて、オーナーが使わない時には遊君がAirbnbなどで集客したゲストを泊める予定なので、日本人以外のゲストもいることが多そうですが、波伝ハウスは波伝説会員さまに宿泊優先権があり、料金も他よりもリーズナブルにしたいと考えています。
また、現地で仕事がきちんとできるよう、Wi-Fiはサクサク動ける太い回線を引っ張り、TVはネットで契約して日本のNHKくらいは見られるようにしたいと思います。
夏までには“簡単な設計図”が出来上がり(CADなどで作っても現地の大工さんが理解できない)、秋からは本格的に建設が始まり、遅くても来春には完成する予定です。
いずれにしても完成したら、まずは波伝説会員の皆さま限定で、抽選で希望者を無料でご招待いたしますので、どうぞ楽しみにされてください。
「夢をグライドする」・・・ささやかではありますがようやく実現しそうです。
ぜひ現地で会員の皆さまとお会いし、一緒にサーフィンして飲んではしゃいで交流できる日を心から楽しみにしています。(了)