スクール前のウォーミングアップ1
5月20日(日)一宮ヨンライズにて、パタゴニア主催の進士剛光プロ(しんじ たかみつ : 波伝説アンバサダー)による「サーフィンスクール」を、還暦かつ波乗り歴40年目にして初めて受講してきました。
結論から言って、もっと早くスクールを受講しておくべきでした~!! (涙)

ウォーミングアップ2
・パドリング時は、手の入水は親指から入れて(人差し指~小指の4本は右向きに)、広背筋や肩甲骨を意識して動かすと、速く楽にできるようになってテイクオフもスムーズになること

海に入る前に、諸注意を受けてから、いざ~…!!!
・海に入っても、最初のライドの1~2本は技を入れずにリラックスしてサーフすると、波のブレイクの仕方が把握できるようになって、その後のライディングが良くなること

2~3本ライドしたら一旦浜に上がって、進士先生からアドバイスを受けることを繰り返します
・スピードを出すには、板のノーズ方向に身体を正対させてアップスーンすると加速しやすいこと

上手くいかない所や今更ながら聴けないような初歩的なことも、先生に徹底的に聞くことができるのも有料スクールの良いところでしょう
・ドルフィンスルーを改善するためには、敢えて浮力のある板でドルフィンのみの練習をしたり、ジョンジョンのプールでのドルフィンで潜り続ける動画のように板を左右に振ったり、手を放してボードを蹴ってつかむやり方などを試して、一番自分にしっくりくるやり方をみつけること

生徒のライディング写真を進士先生自らが撮影され、あとでその画像をデータで頂くこともできました
・スクールの日のように、風(サイドオン)が強く入ってジャンク気味で肩~頭サイズあるようなラフコンディションの時には、波が割れた後のスープからテイクオフした方がショルダーが続いてアクションを入れられる波をつかみやすいこと

着替えて軽食を頂きながら、写真による解説・アドバイスをお聞きしました
・最大でもサーフィンは90分以内にすること(私のようにいつも90分以上サーフィンしてもダラダラとサーフィンしてしまい上達に結びつかないこと)
この他にも、胸椎や股関節を広げるいくつかの新しいウォーミングアップの方法や、大会に向けての心構え、コンディショニングの方法など、これまでまったく知らなかった知識を得ることができました。さらに、試合前に親が子どもに対して、「頑張って~」と言うのは子どもを固くさせてしまい逆効果となるので、「いつも通りで良いから楽しんできて~」とリラックスさせることが大切。「頑張るのは普段の練習時」という教えには、まったくその通りだと感心しました。
60歳にして初のサーフィンスクールでしたが、まさに目から鱗(うろこ)となり、スクールというのがとても大切なことであることを実感しました。今さらですが…(涙)

4時間はアッいう間でしたが内容は濃く、とても良かったです。
進士先生・皆さま、お疲れさまでした。
ビギナーの方はもちろんですが、ベテランの方でも、ぜひステップアップするためのスクールを受けてみてください。お金を払ってのスクールだからこそ、インストラクターは親身になって教えてくれるはずですし、いつまでたっても壁にぶち当たって上達できない方、台風スウェルを前に仲間に差をつけたい方、アップスーン、テイクオフ、ボトムターンなどのテクニックが上手くできないと思っている皆さまは、ぜひサーフショップなどによるレベルに応じたサーフィンスクールを受けてみてください。
今までマンネリ化していたものが変化し、また壁を超えられて、きっとサーフィンの新たな扉が開かれるはずです!!! (了)