唐澤予報士のウラナミ『ふっかツインフィン』

唐澤予報士

唐澤予報士
唐澤予報士:1991年、沖縄でサーフィンを始める。(スノーボードも開始)  1993年、初めてフルマラソンを完走。1999年、気象予報士資格を取得し登録。現在に至り、一児(娘)の父です。

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その板を手にしたのは10年以上前。当時はまだオルタナティブボードがブームし始めたころ。ある波伝説のスタッフがコンテストにおいて皆は普通のトライフィンを使用していた中で、ツインフィンを使用してまずまずの成績を上げたとの話を聞き、自分もツインフィンに興味が湧き、迷った末についに購入。手に入れた板は、ロングボードのワールドチャンプになったこともあるハワイアンのボンガ・パーキンスのシグネチャーモデルで、サイズは5‘6。フィンはオンフィンではなく、FCSでミスターツインフィンのマーク・リチャーズモデル。

乗ってみると、当然ながらトライフィンとはフィーリングが異なり、始めは違和感。しかし、何度か乗る毎に、そのスピード・ルース・グライド感の虜になり、気が付けばメインで使用するボードとなっていました。
そんなボンガ・パーキンスモデルのツインフィンですが、ある日悲劇が訪れました。その日の波は決して大きくはなかったものの、最終的にショアブレイクにまで乗りつなげられるコンディション。調子に乗ってギリギリまで乗り継いでいくと、ガツンとした衝撃。裏返してみてみると、フィンが砂利に激突し、フィンと一緒のFCSのボックスや周りのフォームが壊れてしまい陥没してしまったのでした……。

ということもあって、その日からこのツインフィンには乗らなくなったのですが、思い入れのある板なので捨てることはなく、とりあえず手元に残しておいたのでした。

そして、数年がたったある日のことです。それまでにも板を壊すことがあり、チョコチョコとリペアのキットを購入していくうちに、手元には樹脂だけではなくグラインダーなどの機械などもそろっており、せっかくだからこのツインフィンも自分でも直してしまおうと思い立ちました。多少の材料を購入し、ネットでフィンボックスの設置方法を調べ、格闘すること数日。見た目はきれいではないので、ボトムには色を塗ってデッキにはデッキパッドを張ることで誤魔化すことにして、何とかリペア完了。

 
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リペア完了の数日後に先輩や後輩と一緒に千葉に泊りでサーフィンに行くことがあり、せっかくなので持参して、数年ぶりにこのツインフィンに乗りました。その日のコンディションは、サイズは腰~胸くらいで風は無風。乗ってみると昔と変わることのない感覚。久しぶりに味わうスピード・ルース・グライド感に満足!! 

このツインフィンを壊した後に手に入れた板も数本あり、決してメインで使用するボードになることはないのですが、ツインフィンに適した厚いながらもショルダーが張るようなコンディションの日などにはチョクチョク乗ってみようと思っています!!

 
 

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